【文スト】 いただきます、したら 『うずまき』 にいました。 にっ！

その69　『おとぎ話』 ページ21

あるところに一人の女の子がいました。


女の子のお家は森の中にあるお菓子屋さん

大好きなお父さんとお母さんはいろいろなお菓子を売って生活をしています。


お母さんはタルトを作るのが上手

お父さんはケーキを作るのが上手



女の子は二人が作るお菓子は全部きらきら輝いて見えました

女の子にとって、大好きな二人は優しい魔法使いだったのです。


いつものように楽しく暮らしていたある日。

お父さんとお母さんはお菓子を作る事ができなくなりました。

その時、小さかった女の子はその理由が分かりませんでした。


けれど、そんな二人を見て思いついたのです


『私も魔法のお菓子を作ろう！』


女の子は何を作ったらいいのか悩みました

月が何度も昇ったり沈んだりを繰り返してようやく思いついたのです。


早速、女の子は材料を手に作り始めます。



しばらくして

きらきらと輝く綺麗な飴玉が出来上がりました。



お父さんもお母さんも大喜び。

こうして三人は幸せに暮らしました。

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