俺 様 系 男 子【佐野玲於】

クレープ ページ6

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隼「居残り終わったよ！ってAなんかあった？」


さすが隼。


なんでもお見通し


「ちょっと悩み事」


隼「そっか、そんな時は甘い物でしょ？」


根掘り葉掘り聞こうとしない隼の優しさに救われる


「え、ほんとにクレープ奢ってくれんの？！」


隼「有言実行だからさ」


「早く行こ！」


____


「いちごとバナナ迷う〜！」


隼「じゃあはんぶんこしよ？」


「え、いいの？！」


隼「いいよいいよ笑」


「うわぁ、隼優し！」


隼「そんなのとっくの昔から笑…すみませんいちごとバナナください」


『かしこまりました』


隼「はいどーぞ」


「ありがと！」


隼「あ、うま」


「こっちも美味しい」


隼「前から思ってたけどこれ間接キスだよね？」


「それな」


隼「ちっちゃい時から一緒だからそこまで何も思わない感じ？笑」


「そーゆー感じ笑」


隼「そういえばA今日部活は？」


「今日陸部は休みでーす」


隼「新部長がサボってたらダメか笑」


あ、ちなみに私陸上部の部長やってます


隼はダンス部


ダンス部と陸部の休みは一緒。


「来週大会あるし」


隼「まじ？見に行く」


「優勝したらお祝いちょうだい笑」


隼「俺はお前の財布かよ笑」


「冗談だって笑」


隼「Aは毎回優勝するからお祝いも何もないんだけど笑」


「褒められてんの？笑」


隼「さぁ？笑」


「そういえば数学の課題終わるの早かったね」


隼「片寄先生にAの事待たしてる！って言ったら3問だけで許してくれた笑」


「片寄先生ってまじ神だよね」


隼「イケメンだし性格いいし」


「隼も見習ったら？笑」


隼「おいコラ」


「嘘だよ笑隼かっこいいし優しいよ？」


隼「…まじ心臓に悪いんだけど」


「え？」


隼「こっちの話、じゃまた明日ね」


「うん！」


隼と話してると家に着くのなんてあっという間


明日学校行きたくない…

噂→←彼女？！

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