俺 様 系 男 子【佐野玲於】

過保護 ページ42

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隼とぎこちなく会場で別れた後そのまま家に帰った


あ、佐野くんに明日の連絡しとかないと


「もしもし」


玲於「もしもし」


「今日お疲れ様」


玲於「どーも」


「あのね、明日隼とお祝いするから佐野くんも来る?」


玲於「行く」


「私の家なんだけど…わかる？」


玲於「この前覚えたから大丈夫」


「10時ぐらいに私の家で」


玲於「おけ、じゃ」


…隼にも連絡しとこっかな


って思ってたら鳴り出すスマホ


「ん？隼？」


隼「あ、もしもーし！」


「もしもし、私も今電話しようと思ってたの！」


隼「俺さ、今からコンビニ行くから一緒に行かない？」


「え、うん笑」


なぜにコンビニ


隼「外で話そ？」


「わかった、今下いくね」


隼「へい」


軽く支度して外へ


もう隼がいた


「よっ！」


隼「今日ごめんね？先に行っちゃって」


「全然平気！」


隼「あ、今日一人で帰ったでしょ？」


「うん」


隼「もう、1人で帰っちゃダメ！」


「大丈夫だって笑」


隼「とにかく！1人で帰っちゃダメ！わかった？」


「わかったわかった笑」


隼「馬鹿にしてるでしょ」


「別に〜？」


隼「あ、明日何時？玲於来るの？」


「10時に私の家。佐野くんもいるよ」


隼「おけ」


「コンビニで明日の分のお菓子とジュース買っちゃお」


______


「結構買っちゃった〜笑」


『3056円です』


普通に買いすぎた笑


財布を出そうとしてると


隼「はい」


『ちょうどお預かり致します』


「え？」


隼「こういう時は男が出すもんなの」


「そんなのいいのに笑」


隼「俺がやりたいからいいの！」


「よいしょっと」


隼「俺が持つよ」


「え、いいよ！払ってもらったから私持つよ？」


隼「Aにこんな量持たせられませーん」


「なに、珍しく優しいじゃん」


隼「いつもじゃない？」


「家近いからほんとにいいのに」


隼「Aにこんな量持たせられないよ」


「ふふ笑ありがとう笑」


私の幼馴染は過保護です。笑


私の少し前を歩いてる隼の背中がかっこいいなって思ったり

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