俺 様 系 男 子【佐野玲於】

大会 ページ25

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「やばい緊張する」


杏奈「Aちゃん次リレーだね！アンカーファイト〜！応援してる！」


杏奈「そうそう！あと100m全国行けるって！」


「え、ほんと？！」


杏奈「これ勝てたらリレーも全国だよ！」


「まじで？！超頑張る！」


100mも補欠のハードルも見事1位で順調


ラストはリレー


バトンパスが苦手だから受け渡し失敗したら一瞬で終わる。


だからド緊張


「ありがと〜！」


応援席には亜嵐くんと晴美と隼


声でかくてすぐ分かっちゃう笑


手振ると叫びながら振り返してくれる


『位置について！よーい！ﾊﾞﾝ』


1周目は1位のまま2走者目へ1位をキープしたまま3走者目へそしてそろそろ私に


って思った瞬間3走者目の子が転けちゃって一気に最下位へ


怪我したのにも関わらず一生懸命私のとこにバトンを持ってきてくれる


バトンを受け取り全速力でどんどん人を追い越してく。


ごぼう抜きってやつ


ちなみに今は2番目


ここまで来たなら1位でゴールしたい


隼達がいる前を走った時めちゃくちゃ応援してくれてた


ゴールまであと少し…！


隼達がいるとこは通り過ぎたはずなのに


「Aー！走れー！」って聞こえる


この声って佐野くん？！


私佐野くんに大会あること言ってない！


でもとりあえず応援してくれてる


だから私は絶対1位とってやる！


これ勝ったら全国！


ﾊﾟｰﾝ


「やったぁぁぁぁぁぁぁ！1位だー！」


杏奈「Aちゃん、すごい！すごいよ！」


隼たちだけスタンディングオベーション


恥ずかしくないの？笑


メン「うぅぅぅ泣若月ぃ！よぐやっだぁ…泣」


「メンさん泣かないで笑」


メンさんの泣き方私と一緒笑


表彰が終わったから隼たちの所へ


晴美「まじで超すごかった！」


亜嵐「足速いのいいな〜」


「あのねあのね！全国行けるんだって！」


隼「おつかれ！お祝いしてあげる」


「まじで？！」


隼「明日俺の家でお祝いしよ？亜嵐と晴美ちゃんも」


「うん！」


晴美「帰り亜嵐とお菓子とかジュース爆買いしよー」


亜嵐「俺の奢りかよ笑」


隼「タコパもしたいな」


玲於「あ、いたいた」


「佐野くん？」


玲於「今からカフェ行くぞ」


自己中だよって私前言わなかったっけ？！


「は？！」


玲於「ごめん、こいつ借りるわ」


「隼ごめん！後でLINEするね！」


隼「あ、うん」

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