胡蝶蘭 ページ12
胡蝶蘭
あなたは胡蝶蘭の花言葉を
知っていますか?
胡蝶蘭の花言葉は
「あなたを愛しています」
これは恋人にあげる花
彼らはどうしたでしょう
愛する者のために
あやかしになった少女
愛する者のために
命を張ったあやかし
二人の冒険はまだ始まったばかり
これはそんな物語
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
緋彩「ん....ん?」
目が覚めると見慣れた和室に
私は寝ていた
身体中が痛い
緋彩「わたし....!
齋は!?」
和室の一角に
胡蝶蘭がある
胡蝶蘭の花はとても綺麗に咲いていた
齋「緋彩!?」
その時にドタバタと廊下をかけてきて
ふすまを乱暴に開く
齋がいる
その顔はだいぶ顔色悪い
緋彩「齋!!」
ポロポロと涙がこぼれ落ちて
布団にシミを作っていく
齋「緋彩」
あったかいや
齋に抱きしめられて思った
齋「まじで焦ったんだからな
一ヶ月も起きねーし
ピクリとも動かねーし」
抱きしめている腕は
心なしか震えている気がした
緋彩「齋....よかったぁ....!
齋が....生きてるよぉ....!」
齋「当たり前だろーが
お前置いて死んだりしないわぼけ」
齋の口の悪さも健在だった
顔を上げて
わたしたちは
どちらから求めて
自分の唇と相手の唇を重ね合わせた
緋彩「んっ///」
齋「緋彩....好き」
キスしながら
聞く好きは
とっても恥ずかしいんだけど
すっごく嬉しいんだね
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りんご | 作成日時:2014年7月31日 22時