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幸せになろう ページ3

ガラスの窓がすべて割れた音だった
マルロは大丈夫そうだ。マルコも
みことは禍々しいものをまといながら口を開く

みこと「フォリーがそんなことしたって証拠はないじゃない・・」

マルコ「悪いがあいつにかまかけたよぃ」

みこと「最低・・・・!」

マルコは少しさびしそうな顔をした
私はみことの肩に手を置きながら言う

A「みこと・・・貴方の力はいろんな人が欲しがる力なの・・勿論その中には悪い人もいる
その悪い人から、お兄ちゃんとパパは貴方を守ろうとしただけ・・・だから・・」

私の言葉を遮り、みことはかすかに口を開く

みこと「私・・・こんな思いするなら・・・いらない・・・こんな力いらないよ・・!」

ボロボロと涙を零すみこと
私はぎゅっとみことを抱きしめた

A「そんなことない・・・・今は辛いかもしれない・・・だけど・・
みことのその力はいつか絶対に人の力になるから・・・それまで私達で貴方を全力で守る・・」

マルコ「よぃ!?」

マルロ「わっ!」

マルロとマルコを引っ張って皆でみことを抱きしめた
みことはなんにも言わなかったけど、繋いだ手だけは離さなかった



ーーーーーー

最初の君は臆病で、今とは正反対だった

その次の君は口数が少なかった

今の君はとても明るくて、前向きだ

みんな違う君だけど

君の代わりはいないから

また創りだす。死んでもまた違う次元の世界で繋ぎ合せる

きっとこれで最後。君を創るのはこれで最後だから

幸せになろう。絶対に。

ーーーーーーー

A「んじゃいってきます」

マルロ「母ちゃん気を付けてなー!」

みこと「ママおみやげー!」

A「はいはい!大人しくしてんだよ?」

マルコ「オイコラ」←

A「ど・・どうしたの?」

マルコがちょいちょいと手招きをしたので近づく

マルコ「あー・・・今日・・」

私は思いついたように手を合わせ、悪戯っぽい笑みで

A「結婚記念日・・・忘れるわけないでしょ?早めに帰るから!」

マルコは安心したような笑みを浮かべて頬にスッとキスをした
そして耳元で「三人目つくるのかよぃ?」といつものセクハラ発言をした

A「馬鹿ッ!」

この年になって何考えてるんだこいつは!でもなんかマルコ老けてないなーいいなー
マルコの頭をはたいて、咳払いをする。

A「・・・いってきます!」

マルコ「楽しみにしてるよぃ」

みこと「何がー?」

マルロ「みことにはまだ早い!」

家族に手を振りながら私は現代に戻った

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MIKOTO - このシリーズ作品とても面白いです。まさか、自分が毎度使ってる名前の『ミコト』が被るとは思いませんでした。もう一年以上出てませんが、大丈夫でしょうか。今後も、ゆっくりと長々に待っているので、自分のペースで頑張ってください。応援しています。 (2018年8月8日 21時) (レス) id: db923ba11f (このIDを非表示/違反報告)
オバン - お久しぶりでございます。遅れ馳せながら、ホモォコさんの復帰、嬉しく思います。素晴らしく面白い作品を今後も閲覧出来る可能性があることを嬉しく思います。(図々しくてすみませんorz)これからも、電柱の影から応援してます。 (2016年7月9日 1時) (レス) id: 678d61674c (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - ホモォコさん。お久しぶりですね。なぜ今までこの作品に気づかなかったのか。。。なんか、ごめんなさい。自分も高校入れて一段落ついたので。これからはずっとついてきます!←ストーカー発言ww とにかく、無理せず更新頑張って下さい。ずっと待ってます! (2016年4月9日 13時) (レス) id: 01409cfb08 (このIDを非表示/違反報告)
らくがきみんと★(プロフ) - ふぉっw今さらこれがつくられてたことに気づいた私←←ホモォコさん復帰おめ!あと一年ほど前に描いた私の夢主ちゃんイメ画があまりにもヒドかったんで描き直したのです。そのうち載せると思う(^u^)更新待ってるぜ! (2016年4月3日 20時) (レス) id: 721b990030 (このIDを非表示/違反報告)
ホモォコ - shiori+_+さん» この話は実話で、私の姉の親友が体験したそうです(笑)いやぁwwwいいネタだったなぁwww (2015年8月15日 19時) (レス) id: 270fe2fe80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホモォコ | 作成日時:2015年7月9日 20時

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