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28話 ページ38

航said

最近類と遊んでばっかりで凛との過ごす時間が無くなった気がする。
そのせいなのか、最近凛がボウットしてる事が多くなった。

航「ん!…凛!」

凛「⁉…あ、えと。どうしました?」

さっきみたいにボウットしてる事が多い…

航「大丈夫?さっきボウットしていたけど」

凛「平気ですよ。(ニコ)」

あの笑顔は本当の笑顔じゃない気がする。作り笑顔なのか…

航「ねえ、本当に大丈夫?」

凛「大丈夫ですよ」

凛がそう言うと、俺は「そう」っと言葉だけ残し書斎に向かって行った。


書斎で仕事が終わり、休憩をしてると、ドアをノックする音が聞こえた。

類「パパ居る?」

航「居るよ。どうした?」

っと言いながらドアを開ける。

類「パパ、ママの様子がおかしいの!」

航「凛が?」

類が俺の腕を引っ張りながらリビングに向かう。
リビングに着くと、ソファーにもたれ掛かり、魘されて凛の姿があった。

凛「うう…私を…置いて行かないで」

類「パパどうしよう!」

航「とりあえず、凛を起こさないと。凛!起きて!凛‼」

何度呼んでも起きる気配がなく、逆に魘されてるのが多くなってる
ーーどうする…凛を寝室に運ぶか…でも…

ああもう!悩んで暇もない。寝室に運んでその時考えよ‼

航「類。ママを寝室に運ぶから、ドアを開けに行って」
類「分かった‼」

凛の手を俺の首に回し、お姫様抱っこをする。
軽くね⁉ちゃんと食べるのかってくらい軽いんだけど⁉

凛を寝室に運び、寝かせる。

航(ああもう、この後どうすれば良いだよ‼)

凛「私は…また‥独りぼっち…?」

独りぼっち?まさか⁉凛、昔のことを…
凛をどうやって目を覚まされるかを考えると誰かの声を部屋に響いた。

?「お行きなさい。愛する物を助けるのです。」

その言葉を聞いただけなのに勝手に瞼が閉じた。

ーーあ…れ?なんで勝手に瞼が…どじ…るんd

次に目を覚ましたのは暗い空間と下へと落ちていく凛の姿があった。

凛、早く助けないと

航『凛‼」

ーーだ…れ?私の名前を呼ぶのは?

航『そのままだと、凛はずっと暗闇に囚われてままだよ‼』

ーー良いですよ。暗闇に囚われていたままでも。私は嫌われたんです。”あの人“に

航『俺は凛の事嫌いってなんかない‼だからこの手を掴んて‼』

暗い空間に凛に手を差し伸べる。
けど、凛は手を取らない。

ーー良いですよ。どうせ、私なんて…必要ないんでしょ。

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設定タグ:男性声優 , 駒田航   
作品ジャンル:恋愛
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アーシェ(プロフ) - 凪砂レオさん» ありがとうございます!最新頑張りますね。 (2020年7月24日 22時) (レス) id: 2995fa0c54 (このIDを非表示/違反報告)
凪砂レオ(プロフ) - えっ・・・好き・・・作者さん神ですか?・・・神ですね(勝手に解決?)更新頑張って下さい!!! (2020年7月24日 21時) (レス) id: 9d5c8a0255 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アーシェ | 作成日時:2020年6月15日 19時

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