家出少女はNo.2ヒーローに拾われる。【ヒロアカ】 (ページ7)

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第5話ページ7

ホークス視点．

ホークス「とりあえず、俺が送ってくから帰ろ？お父さん達心配してるよ。」

『……』

俺がそう言うと、腑に落ちない顔をした。

ホークス「どうしたの？」

『…大丈夫です。1人で帰れます。』

ホークス「いや、心配だし送ってくよ。」

『大丈夫です。迷惑かけたくないですし』

ホークス「うーん、でも俺ヒーローだし、こういうのも仕事なんだよね。」

『ヒーロー、なんですか』

その子は拍子抜けしたような顔をした。

その顔に心の奥がざわっとしたのはきっと気のせいだ。

ホークス「うん。ヒーローだよ。ホークスっていう名前で活動してるんだけど、知らなそうだね」

『すみません、知りませんでした…というか、ヒーローなんて職業があったんですね…』

ホークス「え、？」

今時ヒーロー知らない子いたのか…

ホークス「？ねぇ、それ、どうしたの？」

風が吹いた時、女の子の服の袖がはためき、あざがあるのが見えた。

『…これ、は…多分、転んだ時にできたんだと思います。』

ホークス「ふーん。どんな変な転び方したらそんな所にあざができるの？」

そのあざは二の腕の内側に出来ていた。

転んで怪我をする場所じゃない。

もし本当に転んだ時の怪我ならだいぶ独特な転び方だ。

『えっと…』

ホークス「ねぇ、誰にやられたの？」

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