第34話 ページ36
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「最下位除籍って…！入学初日ですよ⁉ いや初日じゃなくても…理不尽すぎる‼」
相澤「自然災害…大事故…身勝手な
日本は理不尽にまみれてる。そういう
放課後マックで談笑したかったならお生憎。これから三年間雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。
“
さて、デモンストレーションは終わり。こっからが本番だ」
第1種目 : 50m走
出席番号順みたいだから、自分の番号あたりに並ぶ。
あ、先生がスタート前に名前呼んでたからそれで覚えよ。
話しかけられてどちら様ですかは可哀想(？)だもんね。
相澤「次、気作、切島。」
別に最下位になるほど出来なくはないけど、どーせなら1位とりたいよね。
「ピッ」
機械が出すスタートの音で走り出す。
まぁ精密に言うと走ってはいないが。
「0秒01」
「「0秒⁉」」
中学6.13→0.01
本気出せば光より早く移動出来るけど、障害物があると無理なんだよね。
無理矢理行っても自分が怪我するだけ。
瞬間移動なら壁とか人無視できて楽なんだけどね…
切島「お前めっちゃ速えな‼」
『えっと、切島、君？』
切島「おう！切島鋭児郎だ！」
『私は気作A。よろしくね、切島君。』
切島「よろしくな‼気作の個性って瞬間移動なのか？」
『ううん、瞬間移動ではないよ。』
麗日「え〜！じゃあどんな個性なん⁉」
『わ、麗日…さん？』
麗日「うん！麗日お茶子です！よろしくね、Aちゃん！」
『よろしく、麗日さん』
切島「瞬間移動じゃないならどんな個性なんだ？」
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作者名：うらる | 作成日時：2021年4月21日 18時
