♯�� ページ20
Aside
黒尾先輩は丁寧に私を部屋まで案内してくれて、私が荷物を置き終わるまで、部屋の前で待っていてくれた。
「体育館までの道も分かんないでしょ？
案内するよ」
『す、スミマセン、何から何まで………』
「いいよ、全然。
それにAちゃんみたいな可愛い子と話せて嬉しいし」
『いや、可愛くはないですから！』
「そう？普通に可愛いと思うけど」
そう言って、黒尾先輩は歩き出した。
『慣れてるんですね』
「まぁね。何度もここに来た事あるし」
「おい！黒尾！なにしてんだよ！」
「クロ、その人誰………？」
「ナンパしたのか、黒尾」
「かっ、かわいい………！」
「黒尾さん、なかなかやりますねぇ」
「来て早々他校のマネージャーナンパ………」
「さすが？黒尾さん」
振り返ると、真っ赤なジャージに身を包んだ人達が立っていた。
音駒高校の方かな………。
「ナンパしてないって。
やっくん怖いから！殺気出てるから！」
慌てた様子で黒尾先輩は言った。
あ、あのハーフの子、身長高いな。
何センチくらいあるんだろ。
言葉遣いからして、3年ではないはずだけど。
「青城のマネージャーさん？
ごめんね？うちの黒尾が迷惑かけてない？」
黒尾先輩にやっくんと呼ばれていた方が困ったように笑った。
『迷惑だなんて、そんな………！
道に迷ってたら助けってくださったんです』
「それならいいけど………。
なんかアイツが迷惑かけたら言ってね。
すぐにシバくから」
「やっくん怖いって！」
音駒の方々って優しそう………。
「名前は………？」
『あっ、原田Aです。
青城の1年です』
今度は髪色が個性的………というかプリンのようなカラーリングの方が話しかけて来た。
「俺、孤爪研磨。2年」
『孤爪先輩、よろしくお願いします』
「研磨でいい」
『研磨先輩………？』
「先輩もいらない。敬語も使わなくていい」
『えっ、あっ、じゃあ、研磨………？』
「ん。それでいい」
ふと、周りを見ると、物珍しそうに音駒のメンバーが見ていた。
『どうかしたんですか？』
「いや、研磨が自分から話しかけるなんて珍しいと思って」
珍しいんだ。
「俺、夜久衛輔。3年な」
「俺は海信行。一応、音駒の副主将してる」
「にっ、2年の山本ですっ！」
「1年の犬岡走！走って呼んで！」
「同じく1年の芝山優生。俺も優生って呼んで！」
「1年の灰羽リエーフ！
Aちっちゃいな！」
最後の一言余計です！
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naonao(プロフ) - あ、誤字ってた。とにかく尊い。二次元に行きたい。 (2021年10月16日 6時) (
レス) @page18 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
シオン - 及川さんをさらに好きになってしまった私、 (2020年7月19日 12時) (レス) id: 8019d53cec (このIDを非表示/違反報告)
研ｶﾞｰｽｰ - ( ＾∀＾)ﾇｧｧｱｧｧ!!!!!!!!皆かっこよすぎて貧血状態です( ；ii；)あとめっちゃ面白いです！！！頑張って下さい！応援してます(*´ω｀*) (2018年9月8日 0時) (レス) id: 306d9c59e9 (このIDを非表示/違反報告)
にこり - やばい///////影山がドストレートすぎる (2018年8月20日 2時) (レス) id: f92f00bf1a (このIDを非表示/違反報告)
なんとかさん - あっ…及川さん最高(鼻血ﾄﾞﾊﾞｰ (2018年8月8日 23時) (レス) id: 932ae8584a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラ | 作成日時：2018年7月8日 21時
