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♯2  ーstar ページ2

「じゃーねー。」


友達が部活に向かっていく。今の時間は放課後。
みんな部活で忙しそうな時間帯だが、私は所属していない。

そのことに関しては友達に「部活はいれば?」と言われていた。


そのときは「へいへーい」と受け流していた。


別に運動部に入りたいものは無いし、
どの部活も忙しそうなのだ。


そういうのは嫌だ。
めんどくさい。たまったもんじゃない。


なので…大出先生に「ヒマそうな部活ないですか?」と聞いた。

そしたら先生は言った。


「古典部は?」


…古典部?
初耳だった。


その部活は…地学準備室で活動してるらしい…。


「今日は…ヒマ。」


だから、地学準備室によることにした。











私は表札を確認する。

【地学準備室】あってるな。古典部の部室か…。


私はノックをした。


中から「どうぞ?」という可愛らしい声が聞こえた。


私は

「失礼しまーす」と中に入って行った。


すると、さっきと同じ声の人が


「えっと…どうなさいました?」

と、尋ねてきた。


私は率直に

「見学したいんですが…いいですか?」

と、要件を述べる。


すると、

「見学…ですか?失礼ですが、何年生でしょう?」

私が答えようとしたところに


「1年だ。」

と、クラスメート・折木が答えてくれた。

っていうか…折木、古典部員だったんだ…。


初耳だ。


「珍しいね、こんな時期に見学なんてさ。」


…名前は知らないが男子生徒が話しかけてきた。

「まぁ…ヒマつぶしに部活に入れと、友達がうるさいので…。」

「なぁるほど。」


「あ、名前。紹介します。

 
 私は千反田えるです。ここ古典部の部長です。」


にこ、っとわらい会釈をしてきた千反田。


「こちらは福部里志さんです。そのよこが伊原摩耶花さんです。」


折木をあえて紹介しないのはクラスメートだからと知っているからなのだろうか?


「私は湖山Aです。入部するか分かりませんが、見学希望者です。」


そういうと、4つあった椅子が5個に増えた。

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(プロフ) - ちゃめさん» 『ちゃめ』さん、コメント&応援ありがとうございます☆ (2012年9月2日 19時) (レス) id: ea0f0213a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リュウ | 作成日時:2012年9月2日 1時

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