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A「それで、その後両親が死んだことを聞いたの
でも犯人のことはわからないっていった
私が犯人に復讐を果たすには組織の力が必要だから
その覚悟を決めたあと、刺青をほったわ
あとでそのバッジが警察庁のものだとわかって
組織のことを調べているのが警備局警備企画課だとわかったの」



バーボン「そうですか…」



バーボンが生返事するもんだから気にせず続けた



A「きっと、そいつはあの情報で大出世したに違いない
きっと管理職レベルの人間かもしれないわね
あの事件からもう12年たつわ
早く決着をつけないと」



バーボンは何か必死に頭を巡らせているような感じだった



A「今は春だけど冬なんてあっという間だわ
警察だけあってなかなか情報が得られない
私のことに巻き込まれてくれるなら一緒に調べるの手伝って」



バーボン「えぇ、もちろんですよ」



バーボンの目は少し虚ろだった



私は何にも知らなかった




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作者名:篝火 | 作成日時:2019年3月11日 15時

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