第5話 馴れ初め ページ6
そんな感じで、2人はどんどん距離を縮めていき…
有岡 「Aちゃん、俺と付き合ってくれませんか？」
A「え？」
有岡 「気づいたら好きになってた。」
A「無理だよ。有岡くんはアイドル。私は普通の大学生。歳だって8歳も離れてるし、生活リズムだって全然違う。価値観だってきっと全然違う。
有岡くんと私は釣り合わないよ、、、」
そりゃ、すっごく嬉しかった。だって、もともと大ファンだったわけだし？嬉しくないわけがないし、幸せすぎて昇天しそうになった。
でも、
A「ずっと言えなかったんだけどさ、
実は私有岡くんのファンなの。ジャニヲタなの。ここでバイトしてるのだって、運良く誰か来ないかなって思って始めたわけだし。嫌でしょ？有岡くんも。ファンと恋愛なんて。」
そう。実は有岡くんにファンと言えずにいた。言ったら有岡くんはお店に来てくれなくなるんじゃないかって。
有岡 「なにそれ。」
「めっちゃ嬉しい！」
A「え？」
有岡 「だって、もともとAちゃんはもう俺のこと好きだった！ってことでしょ？
好きな女の子に好きって思ってもらえることほど幸せなことはないよ！
大丈夫。アイドルだって、大学生だって、同じ人間なんだから！ね！」
A「うん…」
有岡 「じゃあ、決まり！てことで今日から俺のこと大貴って呼んでね！」
A「え？」
有岡 「俺もAってよぶから！」
A「いや…！無理だよ！！」
有岡 「いいから！ほら！」
A「だい……き？」
有岡 「よし！合格！」
A「なにそれ笑」
とうとう私、自担と恋人同士になっちゃいました…
馴れ初め飛ばしすぎてすみません！
あくまでも、2人の日常をメインにしたかったので、だいぶ適当です…
続く
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作者名：ふー | 作成日時：2019年7月8日 0時
