第4話 馴れ初め ページ5
有岡くんは約束通り、私のお店に定期的に来てくれるようになった。
A「 あ、いらっしゃいませ!」
有岡 「こんにちは!また来ちゃった!」
A 「嬉しいです!」
有岡くんがお店に通い始めて1週間が経った。
有岡 「そいえばさ、お名前なんていうの?」
A「え?」
有岡 「あ、ごめんごめん!特に深い意味はないんだけどさ!」
A「Aです!」
有岡「 Aちゃんか!」
やばいやばい。自担から名前呼び??
嬉しすぎて空飛べそう。
有岡 「じゃあ今日はAちゃんのおすすめ頼もうかな!Aちゃんのオススメは?」
A「うーん。このオムライス美味しいですよ!」
有岡 「そうなの?実は俺オムライス大好きなんだよね!」
A (ごめん有岡くん。知ってます。知ってて言いました…。)
有岡 「じゃあ、オムライスで!」
A「かしこまりました!」
有岡くんはその後もお店にたくさん来てくれて、今ではなんと!
有岡「こんにちは!Aちゃん!」
A 「いらっしゃいませ!有岡くん!」
有岡 「今日は仕事押しちゃってさ〜!来るのギリギリなっちゃった!」
A「遅くまでお疲れ様!」
有岡 「そのまま帰ろうかと思ったんだけどさ、Aちゃんに会いたくなって来ちゃった…!」
A「え?」
有岡くんが私に会いたくて?
お仕事遅くまで大変だったのにわざわざ?
嘘でしょ…?
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作者名:ふー | 作成日時:2019年7月8日 0時