33話 ページ33
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「はい水」
重岡「さんきゅーさんきゅーせくしーさんきゅー」
重岡のお友達の定番のやつを言いながら、おぼつかない手で水を受け取ったけど
「こぼさないでよ」
危なっかしくて仕方がない。
「小瀧くんもどうぞ」
きっと彼も飲んできた後だろう、と水の入ったコップを渡した。
小瀧「え！Aちゃんやさし！ありがとう！」
コップを両手で受け取った小瀧くん。
いやあざといぞ…可愛いな…
かなりの癒し系な気がする。
重岡と真逆のタイプか？これは。
小瀧「ごめんな迷惑かけて。迎え呼んだからすぐ来ると思う！」
「迎え？」
小瀧「そう、ごめんやけど住所伝えさせてもろたわ。でもおかしなことするやつちゃうからさ！」
えっと、タクシーとかじゃないの？
そんな疑問を浮かべつつ重岡から水を飲み切った空のコップを受け取ると
_____ピンポーン
インターホンが鳴って。
小瀧「あ、来たかな」
小走りの小瀧くんがドアスコープを確認して玄関のドアを開ける。
小瀧「ごめんなあ、迎えなんて頼んで。1番家近い人呼ぼ思ったら他に思いつかんかってん」
「別にええねんけどさ、ここ誰んち？」
玄関先できょろきょろと周囲を見回しているのは
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ひのりーる(プロフ) - 藤井みるくさん» 感想いただきありがとうございます！まだまだ続きますので最後までお付き合い頂けたら嬉しいです！ (2020年6月20日 22時) (
レス) id: 334deb90dd (このIDを非表示/違反報告)
藤井みるく - この小説とても面白いです！こうしんがんばってください(*´ω｀*) (2020年6月20日 14時) (レス) id: caf5bdba53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひのりーる
| 作成日時：2020年6月8日 22時
