Bunny Hunting

今日から ページ46

スンチョルはオフとはいえど
グループでの練習は欠かせないらしい。

自主練をすると言って、私達は会計を席で済ませる。


『私は１日オフだけど大変だね、』


「まあ今が頑張り時だから、、メンバー今は徹夜明けで寝てるけど夕方からまた練習だよ、、」


『体調崩さないでね、、あとたまにはかまってね、』


「当たり前だろ彼女なんだから、、練習終わったら深夜なんだけど電話かカトクはするから、」


『うん、無理はしなくていいよ。』


「まあどっちにしろ明後日は俺らまた音楽番組で会えるしな、、当分はテレビ局デートだろ？お互い活動落ち着いたらゆっくりデートはしような。」


『うん、私達のほうが活動早く終わるかな？まだいつまでするとか全然決まってないけど、私の足の怪我のせいでイベントは結構出れたり出れなかったりだし、』


「でも結構良くなった？少し足引きずってるけど前より調子は良さそうだよな？」


『ほぼ？全開までは行かないけど、かなりこの一週間で良くなったと思う。』


私達は自然とマスクをしてお店を出る。


「タクシー？」


『うん、タクシー、』


「どの辺住んでるんだっけか？」


『この近くだよ、××マンション。』


「まじかよ、俺らの練習室の近くじゃん、、じゃあ一緒に乗ろう。」


スンチョルは手を挙げると通りでタクシーを止める。


「プレディスまでお願いします、あとこの子だけその後近くの××マンションまで。」


そう言うと運転手さんはわかりました、と言いドアを閉める。


「送ってやれなくてごめんだけど、練習の時間まであんまりなくて、」


『いいよいいよ、タクシーなんて乗ってるだけじゃん。』


「あー、、まじかよもっとゆっくりしたかったわ、」


『…これから沢山時間はあるよ、、スンチョル、』


「ん？」


『よろしくね、、こんな私だけど。』


「はあ、、お前本当いちいち可愛いから無理だわ、、」


そんな会話をずっとしていると本当に時間は早いもので
あっという間にプレディスの社屋に着く。


「ファンは、、よし、いないっと、」


スンチョルはドアを開けて降りると私の方を見る。


『連絡すぐするから、、今日はしっかり家帰って休めよ、』


「ありがと、、頑張ってね、」


スンチョルは私の額にチュ、と軽くキスをすると
運転手さんにお金を渡してこれでマンションまでお願いします、と言い去っていった。


＊

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