Bunny Hunting

ろくでもないやつ ページ5

私達のカムバックティーザーが一週間後に次々に公開され
久しぶりに芸能ニュースでも私達の名前を聞くようになった。


MN「あーまた荒れてるねー、、セブチ？新人の子らかぁ、、人気らしいね…」


HR「どうしたんですか？オンニ、」


YR「クリスのアンチペンが次はセブチを狙うんじゃないのかってネットで大騒ぎなのよ、」


EXOで前科があるじゃない、と言われ私はハァと溜息をつく。


ただ友達であるEXOと遊びに行ったらこのザマだ、、
私は彼氏なんて作る気もないし。。
男なんて私をそういう目でしか見ていない。。

それに私そういうこと、、一度もしたことないし、

これはメンバーにも誰にも言ってないこと。。

気付いたら練習生で恋愛もロクにせずに
ここまで来てしまった気がする。
何人か今迄言い寄られた俳優、アイドルと会っても
皆それ目当て…普通に友達として仲良しのオッパ達と
会えばビッチと騒がれ、もう軽く男性不審だ…


『私がまた狙って食うって？？本当バカらしい、』


SG「何よ、あんた実際デートしてたじゃない、、実際ヤッたんでしょ？」


『してませんよ、、友達ですただの、』


YR「まあ男であんたに近付く奴なんて、どうせみんな身体目当てでしょ…そうなる原因作ったのもアンタ自身だし、」


それはごもっともである。
ユラオンニはセクシー路線にいても可愛い美人キャラ、で
通ってるのは自分自身のキャラ設定のお陰であろう。。

はあ、私は事務所の言いなりになった結果これだ…
何も言えない、


＊


勿論わたしのティーザーは5日目の最後に公開された、
ネットの検索ランキング一位に舞い上がり、
私がモデルを務めるランジェリーブランドの下着は
また飛ぶように売れているらしい。


【悩殺ボディ、クリスカムバックティーザー公開。妖艶な目と衣装に包まれて、】


私はそう書いてある記事を閉じると
携帯にはいくつかのメッセージ。

ほら、また夕飯食べたいだとか飲もうよの誘いの嵐、
私は準備に忙しいからすみませんと遠回しに断ると
自主練習に励む。上手くない分頑張らないと、


＊

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