95話 「いい方向に」 ページ2
貴「黒トリ使って模擬戦……か」
(人1)「鬼怒田さんも難しいこと言うね」
城戸さんの提案をのむにはやるしかないけど……
貴「絶対訓練室壊れるって!!」
鬼怒田「不満でもあるのか!?」
(人1)「うちらが黒トリで本気で戦りあったら間違いなく壊れるよ!!」
貴「会議室で説明しましたよね？あたしたちは規格外だって」
(人1)「千佳ちゃんでも外壁ぶち抜いたのにうちらがやったらぶち抜くどころの話じゃない
ですよ!!」
鬼怒田「コンピューターとリンクさせてるのに壊れるわけがないわい!!」
貴「じゃあ壊れても文句言わないでくださいね」
鬼怒田「壊れんと言っとるだろ！」
よし。録音した
貴「じゃあ戦るか」
(人1)「だね」
(人1)が幻陽を起動させて訓練室に入る
あたしはトリオン体でいたからそのままだけど
[模擬戦、開始!!]
今回は前回と違って市街地戦
転送先もバラバラだが、この程度なんの障害にもならない
影にトリオンを流し込んで(人1)の影から棘をだす
それと同時にあたしの頭上から棘が出てくる
貴「(考えることは同じだね)」
棘を避けて家路を走り抜ける
貴・(人1)「「あ」」
走りぬけた先には(人1)がいた
瞬時に影から太刀を出し、仕掛ける
光の壁で防がれたけど
今度は(人1)が大鎌で斬りかかってくる
その攻撃をいなしつつ確実に(人1)に近づいて行く
(人1)「一発ぐらい当たってよ!!」
貴「それで当たりにいく馬鹿がいるか!?」
思わずつっこんだあたしは悪くない
その間も斬り合いは続いている
自然と口角が上がっていく
(人1)「(ヤバイ……めちゃくちゃ楽しい!!)」
貴「(本能で戦いを楽しんでいる……か。(人1)がいる限り物足りなくなるはずがない)」
(人1)「今までで一番楽しいよ、A!!」
貴「あたしもだよ！」
―ドガァァァァン!!
あ、勢い余って本気で(人1)を吹っ飛ばしちゃった
貴「ごめんごめん。大丈夫？」
(人1)「トリオン体だから問題ない！でも、どうする……？」
(人1)は訓練室3部屋分をぶち抜いていた
貴「……そりゃまあ、逃げるよ!!」
(人1)の手を引っ張って走り出す
鬼怒田「またんかい!!」
貴「あたし達ちゃんと忠告しましたよー」
(人1)「A！ここからだと太刀川隊の部屋が近いよ！」
貴「じゃあそこに避難って事で!」
走っている途中、迅さんとすれ違った
迅「(お？Aちゃん、なんか変わったな……いい方向に)」
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社(プロフ) - R.Kさんコメントありがとうございます！名前変わってますが元一夜です。スマホ更新なので気力ご残っていたら更新しています！創作も部活も頑張ります！！ (2016年4月2日 11時) (
レス) id: b7bc3d8954 (このIDを非表示/違反報告)
R.K - いつもとても素敵な夢小説を読ましていただいてます。これからも頑張って下さい。（部活も） (2016年4月1日 7時) (レス) id: d1064ac70b (このIDを非表示/違反報告)
一夜(プロフ) - ありがとうございます！！部活が忙しくて亀更新です。すみません…… (2015年10月9日 23時) (レス) id: ec116e8809 (このIDを非表示/違反報告)
とーふ。(プロフ) - 面白かったです。次の更新はいつになりますか？ (2015年9月28日 6時) (レス) id: 8dadeccc19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：煉(元:社) x他2人 | 作成日時：2015年7月4日 12時
