笑いで腹筋を割りましょう【HQ】

音駒ステージ2 ページ9

夜久「いやな、次のお客様がハリウッド並みのお笑いをご所望とあって、俺なりに考えてみたんだ…」


あっ…なんか語り始めちゃったけどどうしよ←


夜久「研磨が黒尾のことが好きなことを利用して、生々しいリアルな演技が出来るんじゃないか…って。」


『はぁ…』


夜久「間違ってたな…。何もかも。よく考えてみりゃ、二人の性別からおかしかったもんな…」


『あの…その…ど、ドンマイ！』


何も言えねぇ、この空気。


どうしよう、ステージなんかよりも、こっちの方がかなり気になるんだけど！？



夜久「ごめんな…俺もちょっとおかしいとは思っていたんだ。そんな未完成の作品を公開しようと思った俺の責任だよ…ごめん。」


………あぁ、どうしましょう。


なんかとても可哀想に思えてきたよ…


この人なりに、見ず知らずの私の腹筋を割ろうと考えてくれていたんだね…


なかなかいないよ、そんな人←


よし…


『いや、意外と見てたら笑えますよ？』


研磨「クロ大好き愛してるん！！」


黒尾「ああああああ助けてええええええええ！！！」


夜久「……これがか？」


『…………………(汗』


いや、もう無理があるだろ！


くっそ、しょうがねぇ別の手だ！


『い、いやぁ…私実は他の人達と感性が割と異なっていましてね。あれ超面白いように見えるんですよぉ、はい(真顔』


夜久「えっ……………」


待って引かないで！？


明らかに一歩ずつ後ろに下がらないで！？


くっそ、やっぱり今の取り消してぇ←

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