笑いで腹筋を割りましょう【HQ】

間 ページ6

国見「烏野ステージは終了でございます。いかがでしたでしょうか？」


いかがもいるかもねえよ。


私は一体何を見せられたんだよ。


及川「ほら、だから烏野はやめといた方が良いって言ったでしょー！」


『まぁ、確かに酷かったですね。あ、終わりですよね？帰らせて頂きますから(早口』


及川「えっ！？いや、ちょ、お金は！？」


『いや、あれにお金払うとか馬鹿ですか？こんなのに金払う位なら、シーラカンスの標本買った方がよっぽどマシですよ。』


及川「シ、シーラカンス？例えがわかりにくいけど、簡潔に言うと、烏野のステージがシーラカンスの標本より価値が低いってことでいいんだね！？」


『ええ、全くその通りですよ。』


あ…ちょっと言い過ぎた？


いやまあ、完全なる正論なんだけども。


及川「ふ…ふふふ、ふ、ふはははははははははは！！！！！！」


ん？


何でこのイケメンもどき、笑ってんの？


何？え、もしかして相当のドM？


国見「及川さんキモいです。今すぐ口を糸で縫って来て下さい。」


及川「国見ちゃん怖い！いや、だってさ！？飛雄の笑いがよっぽど酷かったってことだよ！？これが笑わずにはいられないんだって！(清々しい笑み」


ん？飛雄？誰ですか？


ここで知らない人の話題が出てくるとか、もう話聞く気にならねぇな。


………………………………………帰ろ☆


及川「あっ、ちょっと！？逃がさないよ！？」


『チッ…バレたか。金はやる、だから今すぐ家に帰せ。』


及川「うん、5円玉を自慢気に差し出して何言ってんの！？うちそんなに安くないよ！？」


『いやぁ、5円玉だけでも感謝すべきですよ。貴方達には勿体ない位です。』


及川「うわああぁ、ちょっと待って！とりあえず帰ろうとしないで話聞いて！？」


『……30秒あげます。どうぞ。』


及川「短っ((『はよ言えや。』ハイッ(真顔」


及川「明日！明日には今回とは比べ物にならない位の笑いを用意するから！だから、明日も来てくれないかな！？」


『は？いや、信用できないですけど。』


及川「明日は、えーっと…音駒ってところに演技してもらおうと思うんだ！そこはめっちゃ面白いから！ハリウッド並だから！(意味不」←混乱


『……ハリウッド？』


及川「…うん(真顔」


『ハリウッド好きだし、明日も来てやりますよ。明日までに腕を磨いておくことですね。』


及川「あ、う、うん？わかりました！」






及川(え？今の上手くいったの！？…………ハリウッド凄げぇ。)


『ハリウッド…(ﾜｸﾜｸ』

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