ジャスミン ページ36
「ドンヘヤ〜」
「...」
「起きてよ〜遅刻しちゃうよ〜」
「...」
僕の体を横にユサユサと揺らしながら
耳元に大声で叫んでくる。
「目ピクピクしてるよ？」
「...」
「起きてるんでしょ？」
「...」
「なんで目開けないの！早くしないと遅刻！」
「...」
そうだよね。
早く起こしてくれないと遅刻しちゃうよね。
僕たち新郎新婦なのに
遅刻だなんて...メンバーに怒られちゃう。
でもな〜Aがちゃんと起こしてくれないから。
「あっそ。起きないんだ。ふーん。」
「...」
「もう知らないからね〜？」
「...」
「あーあ。もったいないな〜」
「...」
「冷めちゃったかな...」
「...」
「今日久しぶりにジャスミンティー沸かしたのに...」
その一言で一気に目が覚めて
目が覚めたと同時に唇を封じられた。
「目開けたらポッポしてあげたのにバカ」
「もう一回！」
「ヤー」
「もう一回！！！！」
そしてもう一度してくれたAをそのままベッドに倒した。
「もう！！ドンヘ！！！朝からやめてよ！」
「いいじゃん。式場行く前にさ！」
「ダメ！結婚式終ったらいっぱいしよう。」
「本当に？言ったよ？死んじゃうかもしれないよ？」
「わかったから。あージャスミンティー冷めちゃう」
「大丈夫。ジャスミンティーが冷めても
僕のジャスミンは冷めないから」
「...何言ってんの。」
「え？今のセリフかっこよくない？」
「全然。さあ！用意して！」
「あああ〜Aちゃん〜〜〜〜」
「準備しよ？オッパ^^？」
「はい。準備しましょう。」
僕がAのことを思い出すキーワードとなった
ジャスミンの香り。
そして僕は愛想がよくて、明るくて、気品がいい
ジャスミンみたいな可愛い年下の女の子と
幸せな一生を送れそうです。
―Fin―
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 647人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みみ(プロフ) - 韓国の大学に行かれるのですね！頑張ってください^.^ (2015年2月22日 1時) (
レス) id: f30365ce0f (このIDを非表示/違反報告)
ちとぅく(プロフ) - まじゅまさんおかえりなさい^^この作品大好きでずっと待ってました！韓国の大学に行かれるんですね^^頑張ってください！！ (2015年2月21日 22時) (レス) id: a6c05330f9 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - ドンへ！早く思い出して！続きが楽しみです♪ (2014年12月23日 16時) (レス) id: 35f287b6e5 (このIDを非表示/違反報告)
ジェジュチャミ(プロフ) - まじゅまさん» 泣けるね…こういう現状にあいたくないな…本当にあったら絶対辛いよ…心が痛い… (2014年12月13日 23時) (レス) id: f9822be3d2 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅま(プロフ) - あゆいなさん» コメントありがとうございます！とても嬉しい褒め言葉ありがとうございます！これからもがんばります！ (2014年12月13日 20時) (レス) id: 7a954ea41d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まじゅま | 作成日時：2014年11月15日 12時
