最低な私(Youside) ページ17
目を赤くしながら訴えるキュヒョンに
何故か私までも目の中が熱くなり
無意識にドアを開けていた。
私と顔を合わすなりしつこく質問をしてくる。
「ヌナちゃんとご飯食べてます？」
「うん」
「隈ひどいですよ？ちゃんと寝てます？」
「うん」
こんなに心配してくれてるのに
うんしか言わなくて...
私は本当に最低みたい
「...なんで電話もメールもみてくれないんですか」
「見てる」
「じゃあなんで」
「誰とも話す気分じゃなかったの」
「ヌナが思ってる以上にみんな心配してるんですよ！」
「私の心配よりドンヘの心配してあげてよ」
「...ヒョンは元気です」
ヒョンは元気です...??
そんなの知ってるよ。
あの人は能天気で...バカで...
みんなに心配かけたくない...そんな人なんだから。
でも私はそんなドンヘを見てられなくて
私を知らないドンヘを見てられなくて
ヒョンは元気です。
というキュヒョンの言葉に何故か腹が立った。
「...私はドンヘでこんなに悩んでるのに？」
「ヌナ」
「私のこと思い出してないのに...??」
一人だけムキになって
何も関係のないキュヒョンに八つ当たりをして
キュヒョンを困らせて
私って本当に最低....
「ヒョンだけを責めるんですか？」
「え??」
「思い出してもらおうと思っても
行動で表さなかったら意味ないですよ。
あれからヒョンに会いに行きましたか？
思い出してもらおうと努力しましたか？
ヒョンがヌナにできることがなくても
ヌナはヒョンにしてあげれることが
たくさんあるんじゃないんですか？」
キュヒョンが言うことは正論で
わたしは今で何をしていたんだろうと
目から滝のように涙が流れてきた。
「ドンヘのところ行きたいよ...」
泣き叫びいう私に
キュヒョンは私に微笑みながら
行こう
と一言だけ言って私の手を掴んだ。
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みみ(プロフ) - 韓国の大学に行かれるのですね！頑張ってください^.^ (2015年2月22日 1時) (
レス) id: f30365ce0f (このIDを非表示/違反報告)
ちとぅく(プロフ) - まじゅまさんおかえりなさい^^この作品大好きでずっと待ってました！韓国の大学に行かれるんですね^^頑張ってください！！ (2015年2月21日 22時) (レス) id: a6c05330f9 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - ドンへ！早く思い出して！続きが楽しみです♪ (2014年12月23日 16時) (レス) id: 35f287b6e5 (このIDを非表示/違反報告)
ジェジュチャミ(プロフ) - まじゅまさん» 泣けるね…こういう現状にあいたくないな…本当にあったら絶対辛いよ…心が痛い… (2014年12月13日 23時) (レス) id: f9822be3d2 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅま(プロフ) - あゆいなさん» コメントありがとうございます！とても嬉しい褒め言葉ありがとうございます！これからもがんばります！ (2014年12月13日 20時) (レス) id: 7a954ea41d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まじゅま | 作成日時：2014年11月15日 12時
