御越社【雨】 ページ1
貴「社、雨やな」
只今ザーザーっと雨が降ってる。
傘、そこにあったはずなのに無い。。。
多分、盗まれた。
貴「まッ、ビニール傘だし、オラァ社入れてくれー」
隣に一緒のクラスの社が居る、がコイツあまり喋らないよな!
兄者の事になると口が止まらないのにな!
貴「(無視か)、、100円あげるから、、無視すんなよ!」泣
なんかさっきから1人で喋ってて泣ける。
慣れてるけど泣ける。
貴「てかよー社..無口になるのやめろよー狐達の前だと喋るのに!!もう知らんわ!!」
なんか勝手にキレた...私。
雨の中飛び出しそうに走るとグイッっと腕を引かれる。
社「何勝手にキレるんだよ、あと入れてやる」
貴「いいわ、走って帰る帰るんだーー!」
ワァワァと暴れる私。
なんか知らんけど掴まれてる手が強い。
逃げねぇよ、逃げるけど。
社「んで...」
貴「はい?どした?」
社「なんで、そんなに可愛いんだよ」
カチコチーン
いきなりの発言に驚きを隠せない私。
貴「ど、どしたんだ、ややや社?!」
社「お前と二人きりだとうまく喋れなくなる、だから...」
ここここれは告白か?!
社「二人だけの時間を増やしたい、付き合ってくれ」
貴「突然の告白に困るんだけど」(真顔)
フツーはこの流れで「私も一緒に居たい」的な事言うんだろー
だが相手は社や、あの社やで!?
怖いわ。
嫌いではないけど、、、、
社「行動で表した方がいいのか」
スッ
ぇちょっ待てまて待て待て!!
顔が近づいて....ってここで動かんと!!
パシッ
ぇ、おまっ!!何どっちの手も掴んでんだ!
ヌアアァァ!!
chu
貴「なッ//何すんじゃボゲェぇぇ!!」
社「よく表情コロコロ変わるよな、それが可愛いんだけどな」
貴「ッゥゥゥ//……私だけ見てくれないと嫌だから!」
女の中では、ね?
兄者には勝てんから。。。
髪をサワッっと触られる。
社「ぁあ、約束してやる」
・
・
・
狐「イチャイチャすんなよ、しかも出入り口で」
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乙女漫画的な夢小説を書きたい年頃。
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作者名:胃痛 x他1人 | 作成日時:2018年1月23日 21時