女らしさゼロな娘

「4」 ページ5

そして朝になる。


貴「あ、入学式だった」

支度をする。

隣の部屋ｷﾞｼｷﾞｼイッテるけど何してんの？


ドアノブに手を掛ける。

ｶﾞﾁｬ


貴「行ってきます」


ｽﾀｽﾀ


ﾎﾟﾂﾎﾟｯ

あ、雨だ。

急いで学校行こ！

ﾀｯﾀﾀ


・



・



・

　
放送「第〇〇回入学式を終わります」

え？終わった？

まぁいいや、張り紙みよっととととと。


【1年A組 野丸】


ほう。


刀夜「いつまで張り紙見とんだ？新入生？」


ﾄﾞｶｰﾝ!!


刀夜「洲江怒か！、あ、新入生！大人しく教室行けよな！」


貴「、あ、私か、はーい！」


え、と教室は1階ね。


ｽﾀｺﾗｻｯｻ


野丸「担任の野丸正です、皆さん宜しくお願いしますね」

この担任怯えてね？


ﾄﾞｶﾞｺﾞｺﾞｺﾞﾝ!!


生徒「も、もしかして女王様と誰か戦ってるな…よくヤルゼ」


貴「女王様？…って何？」


野丸「あ、の話を……」


生徒「知らねぇのか？まぁ要するに＿＿＿＿だ」


なるほど。


そんな女王様に喧嘩売るバカも居るんだね。


・


・


・


女王様「おい、新入生、あと1人玩具をもってこい、じゃねぇと今度こそ殺すぞ」

・



・



・


野丸「では皆さん、また明日」


ｶﾞﾗｶﾞﾗ


ﾊﾟﾁｯ


目があった。


数秒どっちも固まる。


貴「えっ、なに？惚れちゃった？」


新入生「んな訳……ハッ…いやコイツは女だ」


すまんかったっと謝れられて赤髪は去っていた。


貴「あ、傘ないんだった……あーどうしよ」


走って帰るか！それしか方法ねぇわ！


いちについてーよーい…ﾄﾞｵﾝ!!と言う音が響いた。


貴「おお良い音をありが……と…えー『玩具みつけた♥』…(ｿﾞｸ)…」


女王様「俺は洲江怒サイハ、お前は？」


貴「風 A…女王様、傘持ってません？」


サイハ「ｸｯｸｸｸｸ…傘だぁ？走って帰れ、A明日早く来いよ？良いモノを見してやる」


女王様に、あ、違う、先輩に向かって『へい！』と言ってザァザァの雨の中走って帰った。

「5」→←「3」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す