好きなものと嫌いなもの【d!】【文スト】 (ページ8)

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その少女、天雪ページ8

『犯人は今も不明の一家暗殺事件。政府は母親の方が何処かの軍人で父親はﾞあっち側ﾞだったから仕事のことは抹消された』

『お母さんは夏目様と親友だったから多分軍のお偉い様かな』

夏目様、という一言で脳がキャパオーバーした乱歩は倒れた、後ろで聞いていた福沢は少し驚いて茶をこぼしたが直ぐ拭いた。

｢で、他には、、、｣

ペラペラと本をめくっている暁

そして、パタン、と本を閉じた

｢さあ、これで質問は終わりだよ。今から私たちの家に行こう｣

喫茶店を出て、近くにある細い道を歩いて行く。

枝を掻き分け、出た先には、

　
　

｢、、、事故物件？｣

凄いぼろいアパートがあった。

｢普通のアパートだよ。でもね、｣

　

Aに手を差し出し、何かを出すような仕草をしていた。

｢ちょっと、携帯出して。｣

言われた通りに携帯を差し出すと、どこかへ電話をした。

｢《天雪》、出てこい｣

携帯から文字が出てくる。

そして現れたのは＿＿＿＿異能生命体だった

｢幽霊でもない、人間でもない何かがいるのは確かだ。｣