6 ページ12
＊
試合に向かう途中、体育館前の通路で
頑張れ
って楓に声をかけた。
コクンと頷く楓を見届けて、私は応援ベンチに座った。
試合は激戦の末、楓の後半からの猛攻撃もあり無事に勝利。
インターハイ出場が決まった。
三井先輩の彼女も、離れた場所に座っていたけど、
勝った事に安堵した表情だった。
注)この話では流川はまだアメリカに行きたいと
思っていない程で物語を進めます。
試合後、私たちは久々に
近所のバスケットゴールがある公園で話した。
「ごめんね…私、楓に気を使わせてたんだね。
周りに言いたくないって言ったから」
流『あぁ…まぁ周りうるせーし。仕方ないかなって。』
「楓…1on1しよう！」
流『え…さすがに疲れてる。』
「じゃぁ、フリースロー対決！
勝った方がひとつなんでもお願い聞いてもらう！」
流『いいよ。』
…楓に勝ったら思いっきり甘えてやろう。
〜〜〜〜
「うそー…負けた。」
流『神奈川ベスト5舐めんなよ。』
きぃぃぃ！なんも言えない。
「もーうお願いなに？」
流『キスして』
………ふぇ？
「え、え、え、え？キス？私から？」
流『…じゃぁ俺からする。』
そう言って手首を引っ張られ
私の唇はあっさり楓に奪われた。
手に持っていたバスケットボールが転がる。
流『ふっ。顔真っ赤。』
「だだだだって…今までした事ないじゃない。」
流『ずっとしたかった。』
「え、そうなの？」
流『でも、とりあえずインターハイ行きが決まったらって
俺の中で決めてた。』
「勝手に決めてたのね…笑」
流『きっと女バスもなんとかなる。
今年はとりあえず、俺が全国制覇をお前に見せるから。
俺と一緒にいて。』
手首を掴まれながら言われるとポロッと涙が溢れる。
「もちろんだよ。1番近くで応援するからね。」
そう言って私たちはもう一度キスをした。
END.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 149人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葵 - yuiさん» ミッチー身長184cm高一の時より8cm伸びたそうですよ!何より髪を切ったらあんなにハンサムだなんて💘💘 (2023年4月23日 10時) (
レス) @page20 id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - 葵さん、ありがとうございます🫶ミッチー良いですよね！1番人間味があると言うか🥺💜身長も実は180超えと言う🥺 (2023年4月22日 23時) (レス) id: c36d1094cb (このIDを非表示/違反報告)
葵 - yuiさん» 私もミッチー推しなんですよ💕💕💕💕カッコイイですよね✨✨しかも声が低くてイケボ💕💕💕💕 (2023年4月11日 22時) (レス) id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - まるさんありがとうございます！慣れないものですみません…！ (2023年1月25日 13時) (レス) id: 9a45e8c132 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - オリ‘フラ立っちゃってますよ！外したほうが良いと思います｡ (2023年1月8日 22時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yui | 作成日時：2022年12月11日 9時
