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「こら、すごむなって」
「せ、世間はそのように考えています。少なくとも、ゼロのファンは、よく思っていません！ゼロの領域は侵さない方がいいと、TRIGGERも思っていますか？」
「何故ですか？」
「何故って……」
「ゼロのことは大好きです。憧れていますし、心から尊敬しています。ですが、今の時代のアイドルが3グループも集まって、彼を超えることが出来ないとは思いません」
『かっこよ……』
こんな堂々と言えるなんて自信なきゃ出来ないよ
「……天にぃ……」
「これは……反感を買うでしょうね」
「にこやかな天使の顔のまま、挑発しやがった……」
「それは……。自分たちはゼロを超える存在だと、言いたいんですか？TRIGGERはたしかに実力のある人気グループですが、そういった失礼な言い方は……」
「なるほどな。Re:valeは伝説とまでは呼ばれてない。IDOLiSH7はまだ新人の域だ。だから、あいつらには、そういった失礼な言い方をしてもいいわけだ」
「そ、それは……」
「Re:valeはカバーに、IDOLiSH7は桜春樹の歌に、真剣にチャレンジしてるだけだろ。ゼロ本人が言うならともかくな。何もしないやつが、必死にやってるやつを、ああだこうだ言って恥ずかしくないのか？」
「……っ、これだから、最近の若いタレントは……！」
「私たちは、過去の偉大なアイドルであるゼロに対して、Re:valeもIDOLiSH7も軽々しい行動をとっているのではと……」
「ゼロを尊敬してるよ。すごいと思ってる。だからこそ、近づきたい。追いつきたい。それは失礼なことなのか？」
「……っ、それは……」
「昔は良かったとか、昔はすごいとか。あんたら言ってて、恥ずかしくないのか？あんたは今を生きてるんだぞ。今の時代もすごいって、そう言われたくないのかよ」
「楽。これ以上は言いすぎだ。すみません。楽はゼロも、他のグループも好きなんです。だからこそ、現状に胸を痛めているんです。俺たちは一生懸命やるだけです。Re:valeと、IDOLiSH7と一緒に、こけら落としのステージを」
「そう。らくがきや脅迫状は、ちょっとアイドルの仕事じゃないかなって、思うんですよね。ボクらがみなさんにお届けできるものは、つまり、こういうものです。マネージャー、音もらえますか？」
「ちょっと……」
「なくてもいいだろ」
「アカペラで？」
「いいなら、いいけどさ」
「な、なにを、なさるんですか？」
「予定より早いですが……。ボクたちの新曲を」
「TRIGGERの新曲！？」
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いかもち - 更新嬉しすぎる！夢主ちゃんの過去編が気になるなぁ (2023年3月31日 1時) (
レス) @page17 id: 28b6081af3 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - 更新嬉しいです！これからも頑張ってください！この小説の内容大好きです！！！ (2020年11月2日 8時) (レス) id: 4ea037beda (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - 夢主の割りきってるような性格結構好きです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年2月24日 23時) (レス) id: ac8e88b096 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 続き楽しみに待ってます！無理のない程度に、更新頑張ってください！ (2020年2月13日 2時) (レス) id: dac7554aca (このIDを非表示/違反報告)
ある(プロフ) - 更新待ってました！ありがとうございます！ (2020年1月29日 1時) (レス) id: ed077b6531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポン酢 | 作成日時：2019年10月6日 2時
