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陸『そう、壱馬か…


最近まこっちゃんとばっか一緒にいるから、そりゃ北ちゃんも不安になるよね。』

北人『…はい。』

陸『…大丈夫、絶対北ちゃんのとこに戻ってきてくれるから。

僕が保証する。』

北人『陸さん…』

陸『それに壱馬が北ちゃんのこと放置するようなら、僕が北ちゃん貰うからねー!って笑』

北人『…え、?』

陸『あ、えーっと…冗談…じゃないけど…』

北人『…嬉しい、です。』


にっこりと微笑んで答える。


陸さんがそう思ってくれてたなんて。


陸『…はぁ、北ちゃん、そういうことは簡単に言っちゃ駄目だよ?』

北人『え?なんでですか?』

陸『……っ期待しちゃうから、』

北人『っ!』

ぼそりとそう呟く陸さんの言葉に、頬が熱を帯びた。

陸『…あは、そんな顔しちゃって。

ほんとに期待してもいいのかな?







……俺ね、


ほんとは壱馬に北ちゃん渡したくなかったんだ。


ずっと北ちゃんのこと好きだったから。


だから今、僕を頼ってくれてるのがすっごい嬉しくて。


でも、こんなこと言っても北ちゃんは壱馬の彼女だし…


僕も応援してるんだけどね、?笑』


寂しそうな笑顔で語る陸さんに
心が傷んだ。


俺は何も知らずに陸さんに相談してた。

北人『…ごめんなさい、陸さん。』

陸『あぁ、いいのいいの!謝らないで?


壱馬には…ちゃんと北ちゃんを大切にして欲しいな、』

北人『…陸さん』


陸さんはほんとに優しい。


自分よりも相手を思いやって、大切にして。


北人『…話、聞いてくれてありがとうございました…!

明日、お詫びさせてください…!』

陸『いいよ、お詫びなんて。


でも、北ちゃんとデート出来るなら喜んで。』

にこっと微笑んで、陸さんは俺の手の甲にキスを落とす。


王子みたいにかっこよかった。



それから陸さんは俺の部屋を出て、自分の部屋に戻っていった。


俺は陸さんのおかげで落ち着いたからか、すぐに眠りに落ちた。

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いちごあめ.(プロフ) - るいさん» 初めまして、毎晩読んでくださってるんですか?!ありがとうございます…!フォローリクエスト承認致しました! (2022年10月13日 7時) (レス) id: 71d627eead (このIDを非表示/違反報告)
るい - 毎晩みさせていただいております♪Twitterフォローいたしました! (2022年10月13日 0時) (レス) @page29 id: 800f58bcd6 (このIDを非表示/違反報告)
いちごあめ.(プロフ) - りーさん» ありがとうございます…!特に思入れの深い作品なので嬉しいです… (2021年7月17日 15時) (レス) id: 71d627eead (このIDを非表示/違反報告)
りー - まこいつカップルいいですねー大好きです。面白かったです。 (2021年7月17日 3時) (レス) id: 30b38fa8ac (このIDを非表示/違反報告)
いちごあめ.(プロフ) - maikoさん» ありがとうございます!!(><) (2021年1月12日 17時) (レス) id: f93e8e8aba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちごあめ. | 作成日時:2020年11月15日 0時

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