Look at only me ＿ 2

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樹からの電話が切れて数分後。

待ってましたとばかりにインターホンが鳴った。


北人『はーい…』

ゆっくりドアを開けると、外から強く引っ張られた。


……いや、ドア壊れるんですけど。


樹『はぁ…、遅かったですか？』

息を切らして膝に手を着く樹に呆れる。

北人『いや……ゆっくり来てよかったのに。



逆に早すぎるくらいなんだけど。』


額に汗が滲んでいる樹が少し面白かった。


樹『…会いたかったから。』


北人『俺もだよ。』


玄関の扉を閉めて、引き寄せられるように抱きしめられる。


北人『…来年もよろしくね。』

樹『こちらこそ。』


北人『………マース貸してね。』


樹『嫌です。


…ってか、ずっと思ってたんですけど俺の家来たらいいじゃないですか。』


北人『やだ。樹すぐ嫉妬するんだもん。』

樹『……しょうがないじゃないですか。』

北人『飼い猫に嫉妬するってどうなんだよ。』


ぼそっと呟くと、樹に聞こえていたようで


樹『……なんか言いました？』


冷たい目でそう言われる。



……この顔はやばいぞ。


北人『言ってません！！



…ちょっ？！樹？！』


ぎゅう、と抱きしめられたかと思えば、視界が反転する。



……姫抱きされた。


北人『ねぇちょっと、！樹！



今日はしないから！』


樹『暴れると落ちますよ。


…電話の時点で分かってましたよね？




ほら、もう年も越しましたし、ね？』


北人『なんの関係があるんだよ！！』


どさっとベッドに押し倒されて、深く口付けられる。





………この後の話はまた今度。


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New year …新年


.

まだ年明けてないけど載せちゃいます笑



今年もありがとうございました！

中々上手くかけない時や、更新が亀になっちゃう時もありましたが

読んで下さりありがとうございました。

皆さんのコメントや感想に支えられてます。


来年もいちごあめの小説をよろしくお願いします。


いちごあめ

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