Look at only me ＿ 2

Princes only for me (ほく+かず×りく) ページ1

＿rk


” 北ちゃんも光輝もほんと可愛い ”



” 壱馬くんの演じる竜くん、大好き ”



そんな投稿を、ほぼ毎日よく目にする。


そして


” ボーカルの人 かっこいい ”


” 黒髪の美形の子と金髪の可愛い子の2人組でしょ？いいよね！ ”




…2人？



まるで、ランペに俺がいないような投稿。


日々それらに心を押しつぶされていた。



陸『はあ……』

翔吾『陸さん、どうしたんすか？』


楽屋のソファーに座っていると、隣に座ってきた翔吾。


陸『いや…ちょっとね』

翔吾『そうですか…なんか悩み事あったら言ってくださいね？


俺は陸さんの親友なんで！！』

陸『…っしょうごおおおっ…』


へへっと笑う翔吾を心強く思い、ひしっと抱きしめる。


陸『あっ僕この後RECだから、もう行くね！』

翔吾『はい！頑張って下さい！』


俺は翔吾と別れて、RECに向かった。

" ｶﾞﾁｬｯ "


？『あ！遅いですよ！』

？『どこ行ってたんすか？』



陸『北ちゃん！壱馬！』



目の前で ？ マークを浮かべているこの2人。


実は、俺の彼氏。



あっ、なんで2人も？って思ったでしょ。


それは、2人から告白されて僕は2人に惚れちゃったから。


だから、こうして3人で付き合っている。


この事はランペのメンバーでも知ってる子と知らない子がいるけど。


北人『りーくさんっ』

陸『わっ、ちょ北ちゃん…！始まっちゃうから！』


北ちゃんに後ろから抱きしめられる。


壱馬『ズルいで、ほく』


それに対抗するように、壱馬に前から抱きつかれた。


……なに、このサンドイッチ状態。


陸『ちょお2人とも！ほら！迷惑になっちゃうから早く準備して！！』


北·壱『はぁーい』


2人から離れて、軽く説教すると


しゅんとした顔をしてそれぞれ準備を始めていた。



こういうとこが、可愛いって思っちゃうんだよね。


陸『よしっ！2人とも、今日は仕事これでおしまいだから、終わったらご飯いこ！』

壱馬『…！はい！』

北人『やったぁ！』


2人が上機嫌になったところで、仕事を再開した。

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