検索窓
今日:40 hit、昨日:42 hit、合計:167,785 hit

2 ページ26

" ゴトンッ "

硬い何かが落ちるような音がして、そっと海青から離れる。


いつの間にやらしょうへいの声が聞こえなくなっていて、海青が床に落ちたスマホを拾っているのが見えた。


彰吾『海青どうし………っ!』

ぐいっと正面から引き寄せられ、抱きしめられる。


彰吾『へっ、海青…?』

海青『…はぁ。いきなり抱きついてくるのやめてください。…可愛すぎます。


…って、泣いてます…よね?

すみません、俺のせいですよね。。』


申し訳なさそうな顔で優しく頭を撫でてくれる海青。

それが心地よくて、ぎゅう、っと海青を抱きしめる。

海青『こっち、向いてください。』

彰吾『なに………っ、』

目に浮かんだ涙を海青が指で拭う。

海青『ごめんなさい、ゲームばっかでやましょーさんのこと放ったらかしにして…』


彰吾『……っ、ずっと待っとったから…

…今からは俺以外見ないで。』


口からペラペラと出てくる素直な言葉。


自分で言って恥ずかしくなり、海青から目を逸らす。


海青『やましょーさん、こっち…見て?』

彰吾『何回も何回も何っ……ん、』

海青の両手で頬を包まれて、優しくキスを落とされる。

大きい身長差があるため、海青は少し屈んで、俺は少し背伸びしている。

ちゅ、ちゅ、と浅いキスを繰り返して、幸せな気持ちに浸る。

彰吾『はっ…、』


恥ずかしさと幸せで目にまた涙が滲む。

海青『はぁっ、かわいい…好きです。やましょーさん。』


彰吾『俺も好き。海青。』

海青『あはは。デレやましょーさんだ。』

彰吾『うっさい!』


ばしっと海青の背中を一発叩いて、俺は部屋をあとにした。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

Obedient___素直

adorable. (かず×ほく)→←Obedient. (かい×やま)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
270人がお気に入り
設定タグ:Jr.EXILE , LDH , BL
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

いちごあめ.(プロフ) - すずまるさん» 嬉しいです泣! (2020年11月12日 7時) (レス) id: f93e8e8aba (このIDを非表示/違反報告)
すずまる(プロフ) - ゆせそた最高でした!! (2020年11月12日 1時) (レス) id: 32ac69c80c (このIDを非表示/違反報告)
いちごあめ.(プロフ) - すずまるさん» リクエストありがとうございます!頑張ります! (2020年11月11日 16時) (レス) id: f93e8e8aba (このIDを非表示/違反報告)
いちごあめ.(プロフ) - ゆせそた!!私も大好きなので頑張ります!ありがとうございます!! (2020年11月11日 16時) (レス) id: f93e8e8aba (このIDを非表示/違反報告)
いちごあめ.(プロフ) - れなさん» 了解です! (2020年11月11日 16時) (レス) id: f93e8e8aba (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いちごあめ. | 作成日時:2020年7月14日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。