Look at only me ＿

Dear (まこ × かず) ページ35

ー リクエスト ー



___慎side


壱馬『まことー。次どこ行く？』

慎『んーと……「わんっ」え？？』

壱馬『お？』

どこからか聞こえてきたその声に、下を向くと


壱馬さんの足にスリスリしているトイプードルがいた。

壱馬『可愛ええなぁ〜、どこから来たん？

わっ、ふふ、』

壱馬さんがにこにこしながらトイプードルを持ち上げると、今度は顔をペロリと舐めた。

慎『確かに可愛いですね。』


………犬と壱馬さんが。

キラキラした目でトイプーを撫でる壱馬さんと、嬉しそうに壱馬さんに懐くトイプードルはものすごく絵になる。


即座にスマホを取りだし、目の前でじゃれ合う1人と1匹を写真に納めた。


壱馬『……慎。今撮ったやろ。』

慎『ごめんなさい。つい可愛くて。』

壱馬『確かにこの子可愛ええけど、なんで俺まで一緒に撮るん？』


………そんなの、壱馬さんも可愛いからに決まってるじゃないですか。

なんて口が裂けても言えない。

そんな事を考えていると、離れたところから「すみませーん！」と女性の声がした。

30代くらいの女性が駆け寄ってきて、壱馬さんからトイプーを受け取り、抱き抱える。

「本当にありがとうございました！この子すぐリード外して逃げ出しちゃうんです。」

壱馬『いえ。可愛いトイプーに会えて嬉しかったです。

もう逃げ出しちゃあかんで？』


そういってトイプーの頭を撫でた。


女性はぺこりと会釈して去っていった。


慎『可愛かったですね。…ってなんでそんな寂しそうな顔してるんですか笑』


壱馬『もっとさわりたかった…』

慎『きっとこの辺散歩している犬だと思うんで、また会えますよ。』

壱馬『ん、そやね。

…あそういえばまこ、さっき撮った写真…』

慎『あーなんの事ですかね。』

壱馬『誤魔化さんといて！笑

絶対変な顔しとったから消しといてな？』

慎『………はい。』

壱馬『なんや今の間は。まこと？』

慎『はいはい消しますよー。』



まあ消すわけないんだけど。


こっそりロック画面にしたのは、壱馬さんには内緒。


.


Dear … 愛しい


久しぶりですこんにちはいちごあめです((


リクエストありがとうございました！！


明日は少し長めのいつまこを載せたいと思ってるので、見てくださると嬉しいです！


あと受験生なので、もしかしたら大幅に更新が遅れるかもしれません………((

もちろん小説書くの辞める気はないので、気長にお待ちください！！

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