これが日常 ページ33
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マイキー「ケンチンお待たせー」
ドラケン「ったく、遅えよ」
マイキーに手を引かれて真兄のお店を出ると、自販機の前でジュースを飲んでるケンちゃんがいた
マイキー「嘘つけ、全然待ってねーくせに」
ドラケン「あ?ジュース一本飲み終わるくらいの時間待ってたわ」
ケンちゃんがガシャンと缶ジュースの空をゴミ箱に入れる
マイキー「は?どんだけ飲むのはえーんだよ、死ぬぞ」
ドラケン「そんな事で死ぬわけねーだろ馬鹿か」
『ねえ、なに?どこか行くの?』
訳の分からない事で言い争う二人を見る
マイキー「んー…暇だからタケミっちの中学でも行く?」
首を傾げて私の顔を見るマイキー
……
え?なんで?
『いや行かないよ、てか、人んち中学乗り込むのやめた方がいいよ?』
…それに武道の中学には一虎がいる
できるだけマイキーといる時は会いたくない
面倒な事になるのは間違いないからね…はは
マイキー「えー、じゃあどうすんのー?」
『…知らないよ、何か用があったんじゃないの?』
マイキー「用がなきゃAに会っちゃいけねーの?」
むすっとした顔をする
『えっ…そんな事は言ってないけど…』
ドラケン「じゃあいーじゃん、飯でも食い行こうぜー、腹減った」
そう言って歩き出すケンちゃん
マイキー「賛成ー!パフェ食いてー!」
マイキーも私の手を引いて、ケンちゃんの後に続いて歩き出す
『マイキー、ご飯食べなご飯、昨日餡子で糖分摂り過ぎだから』
マイキー「俺は糖分でできてんの!」
ふん!と胸を張る
『…いやいや、それこそ死ぬよ、てかよくそんだけ甘い物食べてるのに太らないよね?羨ましい』
マイキー「その分動いてるからなー」
ドラケン「昨日の雑魚共はどら焼き一個分にもならなかったんじゃね?」
ははっと笑うケンちゃん
…君はなんでそんなにデカイのかね?
そう言えばケンちゃん、毎日牛乳飲んでるって言ってたな
牛乳飲んでそこまでなる?
私も一応飲んでるんだけど…全然伸びませんけど?
「おーおー、東京卍會のマイキーじゃねぇか」
急に後から声が聞こえて振り返る
…誰?
見たこともない不良がズラーッと50人くらい並んでいた
『知り合い?』
マイキー「全然」
ドラケン「記憶にねーな」
真顔で不良を見つめるマイキーとポリポリ頭を掻くケンちゃん
「うるせー!この間の仕返し今から返してやらあっ!」
…出たよ
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421(プロフ) - 大丈夫ですか!?ゆっくり休んてでください!! (2022年6月30日 16時) (レス) @page50 id: 3223c8ebaf (このIDを非表示/違反報告)
魁莉 - 自分ではここまで素敵な内容は考えられないので読んでてとっても楽しかったです!私はもっとchericoさんの作品を読みたいです(*´﹀`*) (2022年5月13日 23時) (レス) @page50 id: 173dee895d (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 是非続編してほしいです!駄作なんかじゃないです!最高の作品です!続き楽しみにしてます!😊 (2022年2月27日 21時) (レス) @page50 id: 9c620ed8f3 (このIDを非表示/違反報告)
萌愛 - 凄くよかったですよ!続編楽しみです‼ (2022年1月26日 14時) (レス) @page50 id: 6de01b9c77 (このIDを非表示/違反報告)
青羊(プロフ) - とても面白いですよ!続編をぜひ書いてください!楽しみにしています! (2021年12月23日 20時) (レス) @page50 id: b9062b2cfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cherico | 作成日時:2021年11月30日 17時