総長の彼女は大変です【東京リベンジャーズ】【佐野万次郎】【その他諸々】

会いたかった ページ28

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『で？喧嘩は？終わったの？』

マイキーに貰ったあんまんをもぐもぐと食べる


マイキー「おー、秒で終わった」

ドラケン「呆気なかったな、わざわざここまで来たのに」

イザナ「三ツ谷も大変だな、Aに使われて」

三ツ谷「いや別に…暇だったし」

タカちゃんもケンちゃんに貰った肉まんを食べながら話す



あんまんを食べていたら怒りも少し落ち着いてきた

糖分って大事！


マイキー「そんなに俺に会いたかった？」

『え！？』

隣に座るマイキーがニコッと笑う


『…別に、違うけど…』


本当は違わない

会いたかった

マイキーに会いたくてしょうがなかった


でも、なんか…

素直に言えなくて


それじゃ私ばっかり会いたかったみたいで少し悔しい


マイキー「悪かったな、俺も会いたかったよ」

ぎゅっと横から抱き締められる


『…うん』


だめだ

絶対許さない！とか思ってたけど…

いざ、こうやって抱き締められると許してしまう


ドラケン「おーおー、お熱い事で」

三ツ谷「ったく、本当世話焼けんな」

イザナ「仲直りして良かったじゃん」

三人に見られて恥ずかしくなってくる


『マ、マイキー、ちょっと…恥ずかしい』

マイキー「何言ってんの？いつもの事じゃん」

『うん、そうなんだけど、ね、うん』


なんだこれ

みんなの前でハグされる事はよくあるけど、何故か今は物凄く恥ずかしい…

顔が熱くなるのがわかる


イザナ「二人が仲直りしたことだし、俺は帰るよ」

スッとイザナが立ち上がる


『え？もう行っちゃうの？』

イザナ「俺も色々やる事あるからね」

マイキー「おーまたな」

ドラケン「今度はこっち来いよ」

三ツ谷「じゃーな」



イザナ「真一郎にもよろしく」

そう言ってイザナは帰って行った


『…もうちょっと話したかったな』

マイキー「は？Aはイザナの事が好きなの？」

マイキーが眉間にシワを寄せる


『え！違うよ！久し振りに会ったから…』

マイキー「つか、ここまで来るのにAは三ツ谷のケツ乗ってたって事だよな？は？三ツ谷、お前どんだけAとくっついてたんだよ？ぁあ？」

マイキーがケンちゃんを通り越してタカちゃんを睨む


三ツ谷「は？しょうがねーだろ、Aがマイキーに会いたいって言うから」

マイキー「そうやってお前はAの気を引こうとしてんのか！」

三ツ谷「してねーよ！何言ってんだお前！」


うん、何言ってんの？マイキー


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