総長の彼女は大変です【東京リベンジャーズ】【佐野万次郎】【その他諸々】

カチコンデヤル ページ18

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『それってまだ喧嘩終わってないって事？』

タカちゃんと八戒の顔を見る


三ツ谷「おー、今からなんじゃね？俺らも行くっつったら二人で大丈夫って言われたんだよ」

八戒「そうそう、大した喧嘩じゃねーってな」


『へー』


とか言って中華街であんまん食べてたらぶち殺す…


グッ！とさっき買ったウーロン茶のペットボトルを握る

お高い物を買おうと思って結局無難なウーロン茶にしてしまった…


三ツ谷「…一緒に行くか？」


『へ？』

握ったせいで、少しだけ凹んでしまったペットボトルをタカちゃんが見ていた


三ツ谷「心配なんだろ？一緒にハマまで行ってやるよ」

優しくニコッと笑う


『…タカちゃん』



タカちゃん相変わらず優男だなぁ

そういうとこ好き


…なんてね



てか、マイキーの事が心配と言うかムカついてるんだけどね

私と横浜なんて行ったことないのに、ケンちゃんと横浜デートなんて…


あー！ムカつく！




八戒「A、顔怖い」

八戒が苦笑いしながら私の顔を見る


『え？』


三ツ谷「Aはマイキーにカチコミ行く気か？」


『あははは！そんな事はないよー！全然！』

明らかな棒読みと作り笑いをする


八戒「いや、笑い方な、怖いから」


『ん？気のせい気のせい！てか、タカちゃんと八戒は何してたの？』


三ツ谷「あー、部活の買い出し」

八戒「俺はタカちゃんの付き添い」


『へー、本当仲良しだよね、二人』


ジロジロと並んで立つ二人を見る




三ツ谷「…なんだよ」

八戒「…そんな見んなよ」

不思議そうに私を見るタカちゃんと

恥ずかしそうに視線を逸らす八戒




……




『タカちゃんって本当に170cmある？』


三ツ谷「…は？」

タカちゃんの眉間にシワが寄る



あ…


やばい

怒った…



『え！いや、だって、八戒が背高すぎるから！なんかよく分かんなくて！』


並んでる二人を見て、なんとなく前にパーちんに聞いた事を思い出した



「三ツ谷って実は170ないんだぜ？」

『え？でも前170cmあるって言ってたよ？』

「ばーか、それは自称だよ、髪の毛盛ってんだろ」

『…タカちゃん髪の毛短いじゃん、盛る程なくない？』

「あ？そうだっけ？」

『え？バカ？』

「うるせーよ！とにかく！俺とそんな変わんねーんだよ！」

『…んー、パーちんよりタカちゃんの方が高い気がするような…』

「は？Aの目ん玉どーなってんの！？」

『いや、お前がな』


なんてくだらない会話をした気がする…


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