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場地「で？マイキーは？また喧嘩してんの？」
私の右隣を歩く圭ちゃんが呆れた顔をした
今は放課後、圭ちゃんと千冬と三人で帰る
『ケンちゃんはそう言ってたけどねー』
私の彼氏は佐野万次郎、通称無敵のマイキー
東京最大の暴走族、東京卍會の総長
笑顔は可愛いし、甘い物好きだし、二人の時はニャンニャンだし、ケンちゃんに面倒見てもらわないと生きてけないし、とてもじゃないけど総長には見えない
でも、めちゃくちゃ強いし、誰よりも仲間の事を思ってるし、皆の事を大事にしてる、いざとなったらとっても頼りになる彼氏
なんだけど…
ここ最近は私の扱いが酷い
お迎え来てくれるかなーと思ったら、東卍の誰々がやられたから仕返しに行ってくるとか、売られた喧嘩買いに行ってくるとか…
本当訳分かんない
私彼女なんですけど…
彼女より喧嘩優先ですか？
千冬「しょうがねーよ、不良と付き合うお前が悪い」
『は？たまたま付き合った人が不良だったんですー！』
千冬「あっそ」
場地「千冬ぅ、あんまA叩くとマイキーに怒られんぞ」
ははっと笑う圭ちゃん
千冬「えっ！俺は別にそんな…っ！」
『ボコボコにされればいいのに…』
千冬「は？お前、俺がマイキーくん紹介してやったの忘れてんな！」
『そんなの忘れた』
千冬「あ！？ふざけんな！」
場地「おいおい、お前らいい加減にしろよー」
私の左隣を歩く東京卍會、壱番隊副隊長、松野千冬
彼は私と団地が同じで部屋も隣
所謂幼馴染みってやつで、小さい頃からよく一緒に遊んでいた
でも、いつしか千冬は不良になり、会っても特に話もせず睨まれるだけ
ムカついてビンタした事あるけど、その時は「てめぇ！何様だ！？」とブチ切れられて、逆に『A様だ！この野郎！』と言い返してやった
そしたら何故か前みたいに普通に話すようになっていた
あの時の千冬、本当尖ってなあ…
それから中学に入学してすぐ、千冬が圭ちゃんと出会った
うちの中学にダブりの人がいるとは噂で聞いてたけど、何か知らないうちに千冬と圭ちゃんが仲良くなってて、いつの間にか私もその中に入っていた
千冬が敬語使うなんて圭ちゃんが初めてだったから、本当にびっくりしたのを覚えてる
それでその後、圭ちゃんが所属していた東京卍會とか言う暴走族チームに千冬が入って、流れで私も集まりについてっちゃったんだよね
それが私とマイキーの出会い
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421(プロフ) - 大丈夫ですか!?ゆっくり休んてでください！！ (2022年6月30日 16時) (
レス) @page50 id: 3223c8ebaf (このIDを非表示/違反報告)
魁莉 - 自分ではここまで素敵な内容は考えられないので読んでてとっても楽しかったです!私はもっとchericoさんの作品を読みたいです(*´﹀`*) (2022年5月13日 23時) (レス) @page50 id: 173dee895d (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 是非続編してほしいです！駄作なんかじゃないです！最高の作品です！続き楽しみにしてます！😊 (2022年2月27日 21時) (レス) @page50 id: 9c620ed8f3 (このIDを非表示/違反報告)
萌愛 - 凄くよかったですよ！続編楽しみです‼ (2022年1月26日 14時) (レス) @page50 id: 6de01b9c77 (このIDを非表示/違反報告)
青羊(プロフ) - とても面白いですよ！続編をぜひ書いてください！楽しみにしています！ (2021年12月23日 20時) (レス) @page50 id: b9062b2cfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cherico | 作成日時：2021年11月30日 17時
