甘いバニラが溶ける前に second【平野紫耀】

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紫耀くんにLINEを送ると

珍しくすぐに着いた既読の文字に驚く



こんな時もあるんだな〜



そして紫耀くんが疑問に思うだろうことや

今後のことについて送ると

可愛らしいスタンプで了解と来て



ギャップほどでもないけれど

なんだか萌えを感じて

胸の奥が温かくなったような気がした。



その後私はパソコンを使って

たくさんの旅行のサイトを見て

こんな場所があるのか〜とか思いながら


いろんな場所を探していくと

ピーンポーンとチャイムの音が鳴る



こんな時間に誰だ...？


宅急便は頼んでないし、そもそもこんな時間に来ないし...



私は少し怖くなりながらも

インターフォンのカメラを見てみると

そこには先程までLINEで話していた人の姿が



『えっ...！紫耀くん』



ヒラヒラと手を振る彼の姿に見惚れそうになる


はて、見惚れそうになったのは何度目か...




私はエントランスの扉を開けて

自宅のインターフォンが鳴るのを待つ



そしてなった瞬間に久しぶに廊下をダッシュして

ドアを開けるとコンビニ袋を片手にさげた

とても愛おしくてたまらない人がいた



「来ちゃった笑」



そうやって笑うあなたはきっと無敵なのでしょうね

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