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お店に着くと彼女はまだいなかった。
間に合ったのかな...？
それともただ来ないだけなのか。
マスターはまだ俺が頼んでもないのに
飲もうと思っていたお酒を
俺のカウンターの前に置いた。
彼女が来るまで待とうか悩んでいると
ドアのベルがカランコロンと鳴り
ドアがキーという音を立てて開いた。
分かってはいたけど
光に照らされた彼女の姿を見て
改めて彼女だということを確認する。
少し立ち止まって
手前にある俺が座ってた席に座ろうとする彼女に
「あのっ...！」と声をかけた。
『えっ？』
彼女は驚きの声をあげ
こちらを見て一瞬嬉しそうな顔をした気がした。
「あの、一緒に呑みません？」
『あっ！はい！』
そう言ってこちらに小走りして来て
隣に座るのかと思いきや
1個分距離を開けて座った。
「え、」
『ん？あ、詰めても大丈夫なんですか？あの、やっぱり彼女さんとかいたら、と思って...』
私だったらやだなぁときっと思うので
と言い切る彼女からは
美しさだけでなく優しさも持っていることを
改めて感じる。
正直に言えば ファンの方には申し訳ないけど...
「じゃあ俺が詰めます。彼女なんてだいぶいないですよ笑」
と 俺は席を詰めた。
彼女からも俺からも香る
甘いバニラの匂い。
匂いが一緒なんて運命なんじゃない？
と柄にもなく考える。
『えっ！嘘ですよね？笑だってそんなに綺麗なお顔をされてて世の女性がほっとくわけありませんよ笑』
「いや、ほっとかれてます笑」
そう言って楽しいサシ飲みが始まった。
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あめか。(プロフ) - なんなさん» 感想ありがとうございます！！ドキドキしてもらえて嬉しいです（ ; ; ） 最近更新遅くてごめんなさい、更新頑張ります！！また、続編もそろそろ公開するのでよろしくお願いします。 (2019年12月30日 20時) (
レス) id: 47a2cbf9b7 (このIDを非表示/違反報告)
なんな - 面白かったです！最新してくださる度にハラハラ、ドキドキさせてもらっています！最新よろしくお願いします！頑張ってください♪ (2019年12月28日 4時) (レス) id: 9359a1f9be (このIDを非表示/違反報告)
あめか。(プロフ) - おさきさん» 感想とご指摘ありがとうございます！！感想とても嬉しいです。うわ、ほんとですね、ごめんなさい。直しておきます！！ (2019年12月13日 20時) (レス) id: 47a2cbf9b7 (このIDを非表示/違反報告)
おさき - とてもいい話で続き気になります....きょーちゃんなのですが、本田響也ではなく本田響矢です、次も楽しみにしてます^^ (2019年12月12日 23時) (レス) id: 762a72de48 (このIDを非表示/違反報告)
あめか。(プロフ) - .さん» 不快にさせてしまったようで申し訳ありません。なんせ、語彙力がないもんで……ご指摘ありがとうございます。直しておきます。他にも何かありましたら言っていただけると幸いです。 (2019年11月11日 16時) (レス) id: 47a2cbf9b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまぞう | 作成日時：2019年11月4日 17時
