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A先輩しっかり仲直り出来たんかなぁ...
そんなことを考えながら、
部活の準備をしていると
黒木先輩と仲良く歩いてくる姿が。
そして目が合って
あー、良かったと安堵の笑みを浮かべた。
その後、ネットを貼っていると
A先輩が話しかけてくれて
お礼として一緒に出かけてもらえることが決まった
すっげぇ嬉しい...
どうしよう、どこがいいのかな...
やっぱ遊園地とかか?!
でも、ショッピングモールとかのほーが無難か?
次の日は顧問の出張で部活が無くて
LINEで決めるかー、と思っていたら
なんとなーく図書室にいる気がして、
行ったらなんとそこにA先輩はいた。
『お、岸じゃん。どしたー?』
「A先輩がいる気がしたんで来ちゃいました笑」
照れ笑いをすると
先輩がなんか、ぼそっと呟いた気がしたが
あえて何も触れなかった。
『そうだ、岸に読んで欲しい本があってさ〜』
「マジすか! 読んでみたいっす、、」
"ちょっと待ってて〜"
と、カバンの中を探る先輩。
そして出てきた本の代名が
『それね、ほんとに感動するの!!最後が特に!!私朝読書読んでる時に泣いちゃったよ笑』
「なんで俺に??」
単純な疑問だった。
『んーー、読めばわかるんじゃないかな?』
「分かりました!」
本とかはちょっと苦手なんだけど
頑張って読もう...
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作者名:あめか。 | 作成日時:2019年9月8日 20時