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紫耀side
｢へー、Aと一緒やないんやな｣
1人で帰っている廉に話しかけたんは、この時が久しぶり。
廉｢今日、日直なん知っとるやろ？紫耀こそA待ってあげへんの？｣
｢今そんなんしたらお前怒るやろ？俺の彼女やでって｣
廉｢は？｣
｢いやぁ、びっくりやわ。Aが廉のこと好きって知ってから付き合い出すまでめっちゃ早かったからさ｣
廉｢…あいつが言いよった紫耀の勘違いって、このことか……｣
｢ん？あ、寄ってこ｣
自分で寄ろうと言い出し、ベンチに座るよう促したにも関わらず、廉とAの抱き合っているとこを思い出し気分が沈んだ。
廉｢お前さぁ……｣
｢何？｣
廉｢アホよな｣
｢た、確かにアホやけど唐突過ぎひん？｣笑
廉｢……｣
｢……｣
変な沈黙が続き、それに耐えきれんくなった俺は帰ることを提案しようとした。
｢そ、そろそろ帰る？Aも日直終わるんやな
廉｢俺、付き合ってへんよ？……｣
ザワザワと真上の木が風に揺れた。
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３６９ - キンモクセイの咲くころに読みました！紫耀くんと主人公ちゃんと廉くんの関係がどうなったのか気になります！続き楽しみに待ってます！ (2018年9月8日 2時) (
レス) id: 3b6d2d3bfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごてぃらみす | 作成日時：2016年10月24日 20時
