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*
廉side
こないだ貰った薬は、以前のよりも強いらしく副作用ってのが半端ない。
アイツらには気付かれまいと、必死で笑顔作っとったけど大丈夫やったやろか？
｢ハァハァ……っもう…マジ気持ち悪…うっ……｣
紫耀｢廉〜、遅ない？大丈夫？｣
ー ジャー ー
｢なんや食べ過ぎたみたいやわ｣
紫耀｢顔色黒っ！ほんま大丈夫なん？｣
｢地黒や！うん、平気平気｣
紫耀｢そっか、なら良かった、うん。
…………なぁ廉？｣
口を濯いでると後ろから真剣な声色で紫耀が俺を呼んだ。
紫耀｢お前……どこも行かんよな？｣
｢…は？何言うてるん？行くわけないやん笑
そりゃ、また転校とかあるかもしらんけど、親の都合やったらしゃーないやん？｣
紫耀｢そ、そうやんな！いやさー、Aが廉のこと心配しとってん。俺、Aの悲しい顔見たないんよー、よかったぁー｣
｢やっぱり紫耀はAのこと好きなんやな｣
紫耀｢は？ちょ、何！？廉ってスーパーマン！？｣
｢エスパー言いたいん？てか、エスパーやなくても分かるわ。｣
紫耀｢あー、あのこのことはそのー
｢分かっとるって、Aには内緒やろ？ま、男は自分で言わな！それより、早よ戻り？カラオケルームに1人って、悲しい顔しとるんちゃうの？｣
紫耀｢うわっ俺の馬鹿！廉も戻ろー｣
｢大阪の友達から電話来てん、かけ直したら戻るわ｣
紫耀｢了解、早よしてな！Aに廉はどこも行かんって伝えたろー、じゃ、あとでな｣
ー パタン ー
｢うっ……ぉえっ……ハァハァ……｣
友達作らんって決めたのに
｢死ぬかも｣
なんて
言いにくい関係にまで
なってしもうてるやん……
｢くそっ…………(グスン)｣
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３６９ - キンモクセイの咲くころに読みました！紫耀くんと主人公ちゃんと廉くんの関係がどうなったのか気になります！続き楽しみに待ってます！ (2018年9月8日 2時) (
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作者名：いちごてぃらみす | 作成日時：2016年10月24日 20時
