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ありがとう ページ11






『だっ…大丈夫!!石につまずいちゃって……五条さんに見られたら大笑いされそうだよね!!』



…今、あんまり会いたくなかったなぁ



灰「…大丈夫じゃないよね?何か、泣きそうな顔してる。歩けそうになかったら僕が家入さんの所まで」



『大丈夫大丈夫!!ホントに大丈夫だから。じゃあ、私もう行くね!』



灰「…!それ、お菓子??」



ギクッ『こ、これは…その、作ってみたんだけど今…その……』



灰「…」



き、気まずいじゃんかああああああ!!!



私のバカ!!!早く捨てに…いや、自分で食べよう!!



灰「それ、誰かに渡すの??」



『あ…えっと、渡そうと思ってたけど見た目最悪になっちゃっただろうから自分で食べようかなって!』



灰「もし良かったら僕にくれない??」



『エッッッッッ だ、ダメだよ!!汚いし!』



灰「大丈夫、包装されてるからゴミとか入ってないと思うし、口に入れたら見た目なんて関係ないよ!!」



『…でも』



灰「僕が食べたいんだ、ダメ?」



『………ダメ、じゃないけど…』



灰「ありがとう!!今食べていい??」



『ええええええ?!!!?!!!』



ま、待って…美味しかったよね!?大丈夫だよね!?!私の味覚異常じゃないよね!?



灰 パクッ「……!美味しい!!!」



『!ほ、ホント!?』



灰「うん!!Aはお菓子作り上手なんだね…!」



『あ、それ硝子さんに手伝って貰ったんだ、初めて作ったの。……美味しいって言ってもらえてよかった、ありがとう!』ニッ



灰「!う、うん!!」







家「何だあの甘酸っぱい空間は」



五「コケた時は絶対泣くと思った」



夏「いや〜…良いね、2人ともいい感じ」



七「これバレたら私達全員Aにタコ殴りにされますよ」

終わり ログインすれば
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作者名:ラケット | 作成日時:2021年2月27日 17時

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