Love Less[完結] (ページ36)

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紫耀と別れてしばらくが経った。でも、忘れられてないのが正直な今の気持ち。

プルプル...
A「もしもし、廉どうしたの。」
廉「あのさ、外出てこれる？」
A「え？廉。」

(廉)「よっ、久しぶり。」
A「うん、久しぶり。」
(廉)「急に来てごめん。でも、言いたいことあってん。」
A「うん。」
(廉)「俺、初めて会った時はAのこと可愛いなぁぐらいにしか思ってなかってん。でも、たくさん話して中身もいいなって思って気づいたら好きになっててん。でも、Aは俺のこと友達にしか思ってないから諦めようって決めてん。だけど、俺めっちゃ好きになってしまったから諦めれなかった。きっとまだ紫耀のこと忘れてないと思うけど俺の側にいてください！ずっと好きでいるし、ずっと笑顔を守り続けるよ。俺じゃだめかな。」

A「うん、ありがとう。私も廉と出会ったばかりは、キラキラしてて優しい人しか思ってなかった。私には紫耀がいたから。でも、私の中でどんどん廉の存在が大きくなってた。廉といたら、落ち着くし安心する。こんな私にも力になれるんだってわかったから。素の廉は紫耀と違って全然王子様じゃないし、バカにしてきたりもするけど、私はそんな廉が大好きになったよ。紫耀は、いつまでも大切な人だけど廉は側にいてほしい人だよ、ずっと。
廉、私をずっと笑顔にしてください。ずっと大好きでいてください！」

(廉)「A、大好き。ありがとう、好きになってくれて。俺ほんま幸せ。ぎゅーしていい？」
A「うん！私も大好きだよ！」