マサイ×看病 ページ9
「A、大丈夫？」
「頭ガンガンする…」
風邪をひいた私の部屋に入ってきたのは彼氏のマサイ。
実は今日、久々の休みにデートしようと計画していたんだけど
運が悪いことに私が熱を出しちゃったの。
そうしたら、彼がお見舞いに来てくれた。
移したくないからマサイが来る前にマスクをつけておいた。
「なんか食べれそう？お粥かなんか作るわ」
「…食欲ない」
「だめ。ちゃんと食べないと治らないよ」
そう言って私の頭をくしゃりと撫でる。
大きくて綺麗なマサイの手が私は大好きだ。
「じゃあ、食べる」
「はい、いい子」
マサイはさり気なく料理出来るんだよね…
私も頑張らないとなー。
しばらくして、お椀に注がれたお粥を零れないように運ぶマサイが
なんとも可愛くて思わず吹いてしまう私。
どうやら彼は卵がゆを作ってくれたらしい。
「なんだよ」
「別になんでもない(笑)」
そのまま渡してくれるのかと思いきや、
ベッドの近くに腰を下ろし、スプーンでお粥をすくうマサイ。
口をすぼめて息を吐き始める彼に、私はただ困惑した。
「マサイ？何やってるの？」
「病人にはこれだろ？ほら、口開けて」
まま、マサイくんが私にあーんを…!?!
ドキドキと徐々に煩くなる胸をBGMにスプーンに乗せられたそれを食べる。
「あ、おいしい」
思わずこぼれた言葉を拾ったマサイは
よかった、と言って微笑んだ。
あぁ、どうしよう。体が暑い。
これはマサイくんのせいなのか、風邪のせいなのかわからないや。
*✲ﾟ*｡✧
しばらく更新していなくてすみませんでした。
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ぐっさん - リクエストでーす！ダーマと進撃の巨人の話が出来るというやつしてください！ (2018年11月8日 1時) (
レス) id: b41f897bd9 (このIDを非表示/違反報告)
うなり(プロフ) - レモンさん» 返信が遅れてしまってすみません。とても嬉しいです！これからもがんばります (2017年2月5日 9時) (レス) id: 9f35692276 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 読みました｡ ドキドキやキュンキュンするお話ですね。 私この話好きです。 これからも頑張ってください。 応援しています。 (2017年1月30日 17時) (レス) id: 22ef8c7de0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うなり | 作成日時：2017年1月20日 21時
