続き。 ページ16
扉を開けたのは同い年か、年下の女の人だった。
「ここは街一番で腕のいいカメラマンがいるとお聞きしました。
…あなたがマサイさん？」
「あぁ、そうだけど」
街一番、か。
嬉しいが少し戸惑うも彼女と視線を交わす。
「お見合いで使えるような写真もとれる？」
「もちろん。実際も可愛いけど、それ以上に写してあげれるよ」
そう言うと彼女は長く綺麗な黒髪を大げさに揺らすように
ブンブンと首を横に振った。
「いいえ、可愛く撮らないで。
可愛く撮られるとすごく困るの」
「…こっちに腰掛けて話を聞かせてくれないか」
向かい合わせのソファに彼女を座らせ、話を伺う。
「私は先月に20歳になったばかりなのだけど、
親が結婚しろ、結婚しろって口うるさいの。
ずっと反対してたら勝手にお見合い相手を見つけ出してきて…
しかも、その相手の方は見た目でしか
人間を判断できない人だと評判の相良様。
もし、これから恋愛をしようとする女性が不細工だったら
相良様もきっとお見合いしないだろうって思って」
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ぐっさん - リクエストでーす！ダーマと進撃の巨人の話が出来るというやつしてください！ (2018年11月8日 1時) (
レス) id: b41f897bd9 (このIDを非表示/違反報告)
うなり(プロフ) - レモンさん» 返信が遅れてしまってすみません。とても嬉しいです！これからもがんばります (2017年2月5日 9時) (レス) id: 9f35692276 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 読みました｡ ドキドキやキュンキュンするお話ですね。 私この話好きです。 これからも頑張ってください。 応援しています。 (2017年1月30日 17時) (レス) id: 22ef8c7de0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うなり | 作成日時：2017年1月20日 21時
