ケビックスが私を取り合うんですが。 (ページ22)

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kevix!!!21 ページ22

『ジョンレノさん、ケビンくーん

なんか手伝う事あるー？』

ｹﾋﾞﾝ「あ、ルーシィや」

2人仲良く並んでキッチンに立つジョンレノさんとケビン。

『今何して…って、ジョンレノさん泡すごいことなってる』

水回りの掃除してるのかなと思って
ジョンレノさんの手元を覗くと、違うっぽい。

彼の両手は大量の泡で見えなくなっていた。

ｼﾞｮﾝﾚﾉ「汚れを落とすのはな、洗剤やねん」

『…ほう』

ｼﾞｮﾝﾚﾉ「洗剤ちゅーんはな、万能やねん

聞いとるかルースィ・ポムリン･シャシャロリックソン！！」

『いや、誰ですか(笑)

遊んでないで掃除してくださいよ。

ヨハンくんでさえ頑張ってましたよ』

ｼﾞｮﾝﾚﾉ「なんやて？

…負けてられへんなぁ」

ジョンレノさんは泡だらけの手のまま、キッチンを離れる｡

ｹﾋﾞﾝ「えっ、ちょ、どこいくんすか。ジョンレノさーん！」

『行ってしまった…』

ｹﾋﾞﾝ「…掃除しよか」

『そうしよか』

あ、オチはこれでいいんじゃない？

そう思い、カメラの録画を終了させた。

『それにしても、ほんとにジョンレノさんてば泡立てすぎじゃん(笑)』

ｹﾋﾞﾝ「まぁこれはこれで水垢とか落ちそうやし、何とかなるやろ。

手伝ってや、A」

『…わかった』

ジョンレノさんがいた、ケビンの隣に立つ。

私はまた、昨日の夜のことを思い出してしまっていた。