小悪魔☆ハニーvol.37《T.MASUDA》 (ページ10)

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ｸﾞｽﾞｸﾞｽﾞのA…。

どうしたらいいかと考えたけど
いいなだめ方が思いつかず。

増田「どーしたら寝られますかー…」

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Aに丸投げ。
ずっと話してて、とか言われんのかなーなんて思っていたけど…

Aの頭の中は理解不能地域。

お酒の入っていたｵﾚはそんな事全く忘れていた。

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Aの返事は
「歌…歌って。」だった。

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増田「歌⁈」

A〔うん…〕

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歌うの⁇
ｵﾚが1人で⁇

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増田「他は？」

A〔貴久の歌…好きだもん…〕

そりゃ…歌うのは好きだけどさー
電話越しにって言うのはねーよなー…
「ちなみにﾘｸｴｽﾄは？」って聞くと「犬のおまわりさん…」て。

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…ｺｲﾂ、ｵﾚの事からかって遊んでね？

増田「ﾏｼﾞで寝る？」

A〔…んー…〕

増田「…もー…///今回だけな⁇」

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恥を捨て…
ｵﾚは「犬のおまわりさん」を歌ってあげた w

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ｸｯｿ恥ずかしい…///

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増田「ﾜﾝﾜﾝﾜﾜ-ﾝ♪」

A〔……〕

…。

増田「Aー…歌ったよー…」

A〔…。〕

.

増田「…A。切るよー⁇」

A〔…。〕

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あれ。
ﾏｼﾞで寝てくれた⁇

嘘ー…。
赤ちゃんみたいー w

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しばらくそのまま待ってたんだけど、Aから話しかけてくることはなくて、本気で寝ちゃってるみたい。

…眠かったんだな。
そう思って時計を見た。

…午前2時。

2時⁇

おー…そりゃ眠てーよな。
時間なんか全く見てなかったから驚いた。

ごめんA。
冷たいこと言っちゃった…

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そう思ってすぐに電話を切ろうと耳からｽﾏﾎを話した時だった。

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"ｶﾁｬ..."

なんかすごく小さな音だったけど微かに物音が聞こえて…人が話した声がした。

起きた？

そう思ったけど違うみたい。
慌ててｽﾏﾎを耳に当てたけど何もなし。

…気のせいか。

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"…ん？＂

…ん？

やっぱり声がする。
そしてｷﾞｼｯ...ってﾍﾞｯﾄﾞの軋むような音がした後、ﾌﾟﾂｯ..っと電話は切れてしまった。

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なんだ？

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