story1792-6月8日- ページ42
土曜日…
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クライアント「今回は本当にお世話になりました」
主任「こちらこそ」
長かった出張も無事に終了。
全て順調に事が運び予定通りオレ達は帰宅できる
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小山「なんか後半あっという間だったね。」
増田「… w」
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小山「自宅でゆっくりしたいー♪」
増田「…なw」
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あっという間だったね。なんて…
オレには長くて長くて
1日が長すぎるっ‼って思う
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Aといる時は1日が短すぎるのに。
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あの日からAと一応毎日連絡を取り合った。
無理をさせちゃいけないかなって思う気持ちがあって、電話も長電話はしなかった。
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あの日以降…Aは一切ワガママを言わない。
会いたい、とも、会いに来て…とも。
オレを困らせるような事は一切言わなかった。
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小山「増田さん w」
増田「あぁ?」
小山「…やっとAちゃんに会えるね w」
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…うん。
やっと会える。
…っていうか
やっと傍にいてやれる♪
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小山「今まで我慢させた分、甘やかしてあげないとね」
増田「そーだな。」
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小山「今日の夜は…デ-ト?」
増田「あはは。まだ誘ってねーけどな w」
主任「あ、今日の夜は食事会だからな」
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え?
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小山「え…マジっすか?」
主任「会社に戻って報告して…
主任と専務がご馳走してくれるみたいだぞ」
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そんな話聞いてねーし…
主任「残念だったな、増田 w」
増田「…‼」
主任「部長と専務がいたんじゃ…なぁw」
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ル-ムミラ-越しにニヤッと笑われて…
ひょっとしてワザとか、なんて思った。
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クソッ..。
せっかく帰って来たのに
Aとゆっくり過ごせねーのかよ…
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会社に着いたのはお昼を随分過ぎてから。
書類をまとめて一旦帰宅し…
またすぐに小山がタクシ-で迎えに来てくれる。
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2週間…
家の中、どーなってんのか w
Aはそんなに片付けが得意じゃないから…
ちょっとは汚れてるかも w
でもまぁ我慢してくれたんだし。
それも許そう。
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そんなことを考えつつカギを差し込んだ時だった。
「あのー…」って声を掛けられて。
振り向いた先にはお隣の小林さんが
梅干しの瓶を抱えて立っていた
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作者名:Milk-T | 作成日時:2017年11月18日 22時