小悪魔☆ハニーvol.37《T.MASUDA》 (ページ24)

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story1774＊JUN.M ページ24

松本潤side…

松本「あいつ、増田に会いに行ったの？」

有香「はい。土曜日、新幹線に乗ってるってLINEがきたし…」

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そんなこと聞いてない。
だとしたら、駅であいつを見つけたのは
増田に会いに行った帰りってことか。

…黙ってたな？

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月曜日の病院は混む。

受付でAの名前を伝えどこにいるかを聞いた。

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受付「有岡さんでしたら処置も済みましたので、3階の病棟に移られましたよ」

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こんなに早く処置が済んでるってことは
対して重大じゃないってことか。

....ﾎｯと一安心。

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Aの友達と「失礼します」と声をかけてﾄﾞｱを開けた。

お。
個室じゃん♪

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ﾍﾞｯﾄﾞにはAがいて…
その隣にはAと話すお母さんがいた。

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お母さん「あら、有香ちゃん…」

有香「こんにちは。A、具合は？」

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そう聞くとAのお母さんは「もー。本当に人騒がせな子 w貧血と睡眠不足。」って笑い、Aも「ふふ w」って笑う。

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お母さん「詳しいことはもう少ししたら先生がきて説明して下さるそうよ」

A「ごめんね、有香」

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この2人はお腹の子供のことを知っているんだろうか。

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お母さん「あ。…有香ちゃんの彼氏？」

A「ん？や…違う違う‼」

有香「違う w」

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松本「初めまして。ご挨拶が遅れてすみません。僕、Aさんの知り合いの松本潤。と申します」

礼儀正しく。
ﾍﾟｺﾘと頭を下げたｵﾚ。

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A「今日、会う約束してたの」

お母さん「…？」

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松本「ここのところ具合が良くないと言っていましたので。私の知り合いの病院を紹介しようと思っていました」

お母さん「まぁ…そうだったんですか。
ご迷惑をおかけしてごめんなさいね」

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そう言って頭を下げたお母さんは。

「あ…A。増田くんに連絡する？」って、自分の携帯を取り出した。

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A「あ…えと。」

松本「あの、お母さん…。
増田は今出張なので…」

お母さん「あ、そうだったわね。余計な心配かけちゃうわよね」

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いや、本当はそんなことどうだっていいんだけど…

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そう思っているとｺﾝｺﾝ。とﾉｯｸされ。
「具合はいかがですか」と。
医者が入ってきた。