検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:87,796 hit

story1772*TAISUKE.F ページ22

藤ヶ谷太輔side…




.






A「名前で…呼ばないで…」

太輔「…話し。ちゃんとさせてよ」







.






腕を掴まれた有岡Aはポロポロ...。









堪えきれずに涙をこぼして泣き出した









A「…私。何かしたの…?」

太輔「…ごめん…」









.





A「どうしていいのかわかんないよ…」

太輔「…誘われただけって言えばよかったろ…」









.





抵抗するのを諦めて大人しくなる有岡。
シクシク泣きながら「だって…」って話し始めた。








.



太輔「私は何もしてないでいーだろ…」

A「そうしたら、伊織さんが悪者になっちゃうと思って…」









.


太輔「は?」

A「勘違いして私を責めて…。
あのままじゃ、伊織さんが悪者になっちゃうから」









.




伊織の為…って言いたいの?

そのために自分を悪者にしたのか?

どこまでお人好しなんだ。






.






太輔「…お前。なんでそこまで優しくできるんだよ」

A「…。」









.


太輔「伊織のせいにすれば…」

A「人のせいにするなんて出来ない。
…いいの、もう。ほっといて…」








.




力が抜けたのか、オレに掴まれてる腕の力が抜けて…
後ろに倒れそうになる有岡。

慌てて引っ張り起こすと
そのままオレの胸にドンとくっついた。









…えと///









もう、いいや。









オレは有岡Aをぎゅっと抱きしめて「悪かったよ…」とようやく謝ることができた。









.




太輔「オレのせいで、お前に辛い思いさせて悪かった…」

A「…。」

太輔「…本当にゴメン...」








.





そう言ってさらに強く抱きしめる。




.




フワッと香る優しい匂い…。
有岡Aにはピッタリな香りだった。







.




妙に胸がドキドキしちゃって。
「これから…Aって呼んでもいい?」って聞いてみた。


もちろん、2人の時だけ、のつもりで。






.




でも全然返事が返ってこない。








あれ?いきなり過ぎ⁇
そう思って「…聞いてた?」って顔を見ると…顔色が真っ白。







顔面蒼白ってやつ⁈!
そのままズルズルとちからが抜けてしまい支えるのがやっと。








太輔「A…。おい、Aっ‼しっかりしろ…おいっ‼」






ダメだ。動かない。









オレはすぐに有香ちゃんに連絡を取り…
Aを抱えて走り出した。

story1773*JUN.M→←story1771*TAISUKE.F



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (131 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
635人がお気に入り
設定タグ:増田貴久 , NEWS.嵐 , 松本潤.藤ヶ谷太輔   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Milk-T | 作成日時:2017年11月18日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。